![](https://basketball-terminal.com/wp-content/uploads/2023/08/フロッピータイトル-1024x614.png)
![](https://basketball-terminal.com/wp-content/uploads/2023/08/フロッピー星評価正.png)
![B-MAN](https://basketball-terminal.com/wp-content/uploads/2022/09/B-MAN(最新)-1.jpg)
この記事で分かること!
・フロッピーとは何か
・フロッピーの動き方
・フロッピーのセカンドオプション
・シューターにパスが入らない
・シューターがフリーになっていない
・フロッピーの応用
フロッピーとは
![](https://basketball-terminal.com/wp-content/uploads/2023/08/1640861_s.jpg)
「フロッピー」とは、シューターを活かす為に、周りのオフェンスが、アウトサイドへ向けたスクリーンを作るフォーメーションになります。
外角のシュートを得意とする選手がチームにいる場合に、ディフェンスのマークを外してノーマークでパスを回す為の戦略になるのです。
今回は、フロッピーの動き方と狙いについて確認していきましょう。
![B助](https://basketball-terminal.com/wp-content/uploads/2022/09/B助.jpg)
シューターの為に皆んな連携して、スクリーンを作るんだね!
![B-MAN](https://basketball-terminal.com/wp-content/uploads/2022/09/B-MAN(最新)-1.jpg)
シュートを打たせるだけでなく、セカンドオプションからチャンスを狙える戦術になるんだ!
フロッピーの動き方
![](https://basketball-terminal.com/wp-content/uploads/2023/08/フロッピー初期配置-1024x768.png)
先ず、フロッピーの基本配置は、アウトサイドに3人、インサイドに2人の選手を配置した「3アウト2イン」から始動します。
![](https://basketball-terminal.com/wp-content/uploads/2023/08/①フロッピーの動き-1024x768.png)
① 初動は、シューターとなる青2が、ゴール真下まで移動します。
![](https://basketball-terminal.com/wp-content/uploads/2023/08/②フロッピーの動き-1024x768.png)
② 同じタイミングで、青3、青4、青5の選手が、アウトサイドに向けたスクリーンを作ります。
![](https://basketball-terminal.com/wp-content/uploads/2023/08/③フロッピーの動き-1024x768.png)
③ 青2は、3人のスクリーンを利用して、よりスペースがあるエリアへ動いてパスを貰いに動くのです。
フロッピーのセカンドオプション
フロッピーは、必ずしもノーマークでパスが受けられる訳ではありません。
フロッピーを行った後の「セカンドオプション」の動きについて考えていましょう。
シューターにパスが入らない
仮に、シューター(青2)へパスが通らない場合のセカンドオプションについて確認していきましょう。
![](https://basketball-terminal.com/wp-content/uploads/2023/08/パスが入らない場合-1024x768.png)
青2へのパスが通らなかった場合、青3が、2枚のスクリーンを使って、逆サイドのアウトサイドへとパスを貰いに動きます。
1つ目のパスが通らなかった事を想定をして、周りの選手達が次への動作を予め決めておくのです。
シューターがフリーになっていない
また、シューターにパスは通ったものの、マークマンを外せていない場合は、ピック&ロールを使ったセカンドオプションが狙えます。
![](https://basketball-terminal.com/wp-content/uploads/2023/08/シューターがフリーにならないパターン-1024x768.png)
青2が外角でパスを受けた瞬間、青3はヘルプサイドへとカッティングを行います。
そして、ローポストにいる青4がボールスクリーンを作り、2対2を展開するのです。
アウトサイドシュートを狙えない場合、次への動きも決めておきましょう。
フロッピーの応用
また、チーム内に2人のシューターがいる場合、スクリーンの数を変化させた応用も組み立てる事が出来ます。
![](https://basketball-terminal.com/wp-content/uploads/2023/08/フロッピーの応用-1024x768.png)
ローポストの2人でスクリーンを作り、シューターとなる2人がゴール下からアウトサイドへと駆け上がります。
トップのボールマンは、より確実にフリーになっている選手を見極めてパスを捌き、チャンスを狙うのです。
![B-MAN](https://basketball-terminal.com/wp-content/uploads/2022/09/B-MAN(最新)-1.jpg)
チーム事情に応じてフロッピーを変化させよう!
さいごに
いかがでしたでしょうか。
フロッピーは、シューターとなる選手が、如何に上手くディフェンスをかわし、ボールを貰えるかが鍵になります。
ディフェンスを振り切る高い運動量は勿論、味方スクリーンを最大限に活かす為の、「判断能力」を備えた選手でなければ成立しない戦術になるのです。
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