【バスケ】タイムアウト(time out)の基本とルール

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B-MAN
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この記事で分かること

タイムアウトとは

タイムアウトの時間と回数について

タイムアウトが取れるタイミング

タイムアウトを取るメリット

タイムアウトとは

バスケにおいて、試合の進行を一時中断し、作戦の練り直しや選手たちの疲労回復を行う制度を「タイムアウト」または、「タイム」と言います。

試合を有利に進める為には、タイムアウトを取るタイミングは勿論、そのメリットを理解していなければなりません。

今回は、タイムアウトについて詳しく解説していきます。

B助
B助

タイムアウトって休憩する為に取るんじゃないの?

B-MAN
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勿論、休憩する意図もあるが、それだけじゃないんだぞ!

試合の勝敗を左右するぐらいタイムアウトは大切になるんだ!

タイムアウトの時間と回数

タイムアウトが取れる時間と回数はどのくらい取れるのでしょうか。

タイムアウトは連盟や団体によって、時間や回数が変わります。

今回は日本で馴染みのある「FIBA」とアメリカ最高峰のバスケリーグ「NBA」のルールを見ていきましょう。

FIBAルールのタイムアウト

FIBAルールに則ったタイムアウトの回数と秒数を確認していきましょう。

1回のタイムアウトにつき、両チーム60秒間の時間が与えられます。

1Q、2Qの前半で計2回、3Q、4Qの後半では、3回、そして延長戦では1回のタイムアウトが両チームに権利が与えられています。

NBAルールのタイムアウト

NBAルールに則ったタイムアウトの回数と秒数を確認していきましょう。

最終の4Qでは、4回しかタイムアウトを使えません。
試合を通して全く4回以上タイムアウトを余している場合であっても、要求が出来るのは4回のみです。

また、4Qの残り3分を切ると、2回しかタイムアウトを取れません。
試合の進行妨害を防ぐ意図もあるのです。

タイムアウトが取れるタイミング

タイムアウトは、試合の中で自由に行える訳ではありません。

試合の進行妨害にも繋がる為、タイムアウトが取れるタイミングはルールが定められています。

① ゲームクロックが止まった時
② 敵チームのシュートが成功した時

① ゲームクロックが止まった時

コートからボールが出てしまう「アウトオブバウンズ」、トラベリングなどの「バイオレーション」、激しい接触行為で起こる「ファイル」によって、試合のゲームクロックが止まる時にタイムアウトが成立します。

試合の時間が止まるタイミングは、どちらかのチームに有利に働く事や妨害は考えられ辛いので、タイムアウトが与えられます。

② 敵チームのシュートが成功した時

相手チームのシュートが成功した時に、タイムアウトを取ることが出来ます。

自分たちのフィールドゴールが成立した場合では、タイムアウトを取ることが出来ないので、注意が必要になります。

しかし、フリースローに関しては、自チームと敵チームを問わずに、最後に放ったショットが成立した場合にタイムアウトを取る事が許されています。

タイムアウトを取るメリット

主に、チーム内のコーチがタイムアウトを取る事になりますが、そのメリットについての理解をしていなければなりません。

① 作戦会議
② 疲労回復
③ 流れを止める

① 作戦会議

タイムアウトは、作戦を練り直す時に使われます。

試合開始前には、相手チームの特徴に合わせて戦術を立ててますが、試合の流れや選手のコンディションによって、試合展開は常に変化します。

オフェンスの戦術からディフェンスシステムの変更、各選手の調子に応じて、攻め方や守り方を変更をさせるのです。

② 疲労回復

タイムアウトの基本的な使い方になるのが「休憩」です。

40分間の長い試合時間の中で、最大限のパフォーマンスを安定して行う為に、疲労回復の意図でタイムアウトを取る場面も考えられます。

しかし、タイムアウトは、両チーム平等に与えられる為、相手チームの体力回復も得られるので、注意しましょう。

③ 流れを止める

バスケには、「流れ」が存在し、チームとして勢いやノリに乗っている選手がいると、試合を優位に進めれる展開があります。

自分のチームに勢いがある時は良いですが、敵チームに勢いを乗せられると厄介です。

特にファーストブレイク(速攻)などのランニングプレーが決まった時は、試合の流れを一気に持ってかれる危険性があるので、タイムアウトで流れを止めるべきでしょう。

B-MAN
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相手の勢いや流れを止める為にも効果的になるのが、タイムアウトなんだ!

さいごに

タイムアウトは、常に平等に両チームに与えられる権利です。

しかし、采配を下す立場の監督陣の知識がなければ、チームにとって有利なタイムアウトかの「判断」が行えません。

タイムアウトを取るべきタイミング、そしていつ取れて、試合の中で何回与えられるかをしっかりと理解すべきでしょう。

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