【バスケ】オールコートディフェンスの基本と使い方

ディフェンス
B-MAN
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この記事で分かること

オールコートディフェンスとは何か

オールコートディフェンスの利点について

オールコートディフェンスのデメリットについて

オールコートディフェンスを使うタイミング

代表的なオールコートディフェンスの種類について

オールコートディフェンスの注意点

オールコートディフェンスとは

コートの前方からオフェンスに対して、ディフェンスを行う手法を「オールコートDF」と言います。

ディフェンスがコートの全面を使って、プレッシャーをかける事で、オフェンスへのボール運びの阻害そがい、ミスの誘発ゆうはつを狙えます。

基本はハーフコートディフェンス

バスケのディフェンスの原則は、コートの半分まで戻り、ディフェンスを行う「ハーフコートDF」です。

この理由は、ディフェンスが素早く自軍のエリアに戻る事で、安定してゴールを守る事が出来るからです。

しかし、要所でオールコートディフェンスを使い分ける事により、守りのメリハリが生まれ、オフェンスが嫌がる理想のディフェンスが行えるのです。

B助
B助

コートの全面を使って走り続けるのは、大変だなー!

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基本のハーフコートDFと使い分ける事で、オフェンスは攻め辛くなるぞ!

オールコートディフェンスのメリット

オールコートディフェンスを使う上でのメリットを確認しましょう。

ミスの誘発

オールコートディフェンスを行う一番のメリットは、単純にボールを奪うチャンスがハーフコートディフェンスに比べ、倍になるからです。

前方からプレッシャーをかける事により、ボール運びの遅延を狙い、バイオレーション(8秒ルール)なども招かせる事が出来るのです。

使い分けによる緩急

冒頭でも述べた様に、ハーフコートディフェンスとオールコートディフェンスを使い分ける事で、ディフェンスのメリハリが出来ます。

ディフェンスパターンが同じだと、オフェンスが慣れ、攻め易くなってしまう恐れがあります。

守り方一つを取っても、緩急を考えた作戦を組む事により、質の高いチームディフェンスが行えるでしょう。

オールコートディフェンスのデメリット

オールコートディフェンスは、デメリットもあります。

アウトナンバー

コートの全面を利用するオールコートディフェンスは、配置がまばらに広がります。

よって、ロングパスが通ってしまうとアウトナンバー、場合によってはノーマークが生まれてしまいます。

オールコートディフェンスは、諸刃の剣になる可能性もある事を理解しましょう。

体力の消耗

フルコートで走り続ける場合、体力が著しく奪われてしまいます。

スタミナを考え、オールコートとハーフコートのディフェンスを使い分けるタイミングが重要になってきます。

オールコートディフェンスを使うタイミング

オールコートディフェンスは、体力的に1試合を通して行うのは難しく、行ったとしてもディフェンスの精度だけでなく、オフェンスのパフォーマンス力も下がっていきます。

ここぞというタイミングを見極めて、効果的なディフェンスを狙う事を目指していきましょう。

ファーストブレイク(速攻)後の場面

ファーストブレイクは、オフェンスに取って理想的なフィニッシュの一つです。

ファーストブレイクが決まった後、更にその勢いを加速させる為、オールコートディフェンスを積極的に使いましょう。

相手チームの士気を落とし、メンタル面からもイニシアチブ(主導権)を取れるでしょう。

点差が離れている時

点数が離され、自チームが劣勢の時にオールコートディフェンスを使いましょう

相手にボールコントロールをされて、時間が潰されてしまわない様に出来るだけプレッシャーをかけて、逆転のチャンスを作りましょう。

オールコートディフェンスの種類

オールコートディフェンスの方法は、いくつかあります。

マンツーマン・オールコートディフェンス

基本的なマンツーマンディフェンスをフルコートで行う方法になります。

素早く自分のマークマンを捉え、ディフェンスをします。

オールコートは、攻めのディフェンスです。

積極的にダブルチームを狙い、プレッシャーを仕掛けていきましょう。

オールコートゾーンプレス

フルコートでゾーンを行うディフェンス手法です。

ただ、エリアを守るのではなく、オフェンスのミスを誘う為にダブルチーム(プレス)をかけます。

【代表的なゾーンプレス】

1-2-1-1ゾーンプレス
2-2-1ゾーンプレス
スリークォーターディフェンス

コートの4分3の位置からディフェンスを仕掛ける手法です。

オールコートとハーフコートの中間の位置からディフェンスを行う事で、オフェンスにプレッシャーを与えながらも、オールコートよりも体力の温存が出来ます。

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オールコートディフェンスの種類も沢山あるぞ!

チームによって使い分けられる様にしよう!

オールコートディフェンスの注意点

切り返しの速さ

マンツーマンの場合は、自分のマークマンを素早く捉え、ゾーンプレスは自分の守備範囲へ速く移動する事を意識しましょう。

どこか一つでもスペースが空いてしまうと、他のプレイヤーの動きが無駄になってしまいます

オフェンスからディフェンスに切り替える(トランジション)の速さはチーム全員が重要であると理解する必要があります。

ディフェンスラインの意識

ディフェンスラインはボールラインよりも後ろにある事を意識しましょう。

自分のマークマンがボールより後ろにいる場合、必要以上にマークする必要はありません。

ゴールを守る為、ディフェンスを下げましょう。

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さいごに

ディフェンスは、「シュートを決めさせない」方法と「ボールを奪う」方法の2種類に分けられます。

オールコートディフェンスは、ボールを奪いに行くディフェンス手法になり、体力面でもリスクが伴います。

大切になるのは、オールコートディフェンスを使うタイミングである事を理解しましょう。

※マンツーマンディフェンスについてはこちら

※ゾーンディフェンスのついてはこちら

コメント

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