

-1-150x150.jpg)
この記事で分かること!
・Xアウトローテーションとは
・Xアウトローテーションの守り方
1.ポストがいる時のローテーションパターン
2.5アウトからヘルプをしたパターン
3.ピック&ロールを守るパターン
・Xアウトローテーションの注意点
Xアウトローテーションとは

ドライブに対して、ディフェンスがヘルプで対応した際、空いたマークをディフェンダー同士が交差するように入れ替わって守る手法を、「Xアウトローテーション」といいます。
マンツーマンディフェンスでは、あらかじめローテーションのルールを共有しておくことで、スムーズで連携の取れた守備を実現できます。
今回は、そんなXアウトローテーションの守り方について確認していきましょう。

ただのローテーションとは違うのかな?
-1.jpg)
ヘルプ→カバー→ローテーションでチーム全体で連携していくんだ!
Xアウトローテーションの守り方
Xアウトローテーションは、さまざまな場面で活用できます。
ここでは、状況に応じた3種類の方法を紹介していきます。
ポストがいる時のローテーションパターン

インサイドにセンターがいる場合、ポストを守るディフェンスがヘルプを行います。

① ウイングの選手がドライブを仕掛けた際、ポストを守る青5がヘルプに入り、ドライブコースを塞ぎます。

② このとき、青5がヘルプに出たことでポストのマークが空くため、コーナーを守る青4がリカバリーし、ポストの選手をカバーします。

③ その後、ボールがコーナーへパスされた場合は、ウイングを守る青2が下がってコーナーの守備を補い、ローテーションを継続します。

④ 最後に、空いたウイングのスペースを青4が素早く埋め、ヘルプに出ていた青5は元のポストマークへ戻ります。こうして守備全体のバランスを維持するのです。
5アウトからヘルプをしたパターン

「5アウト」の攻撃からドライブを仕掛けられた際の、Xアウトローテーションの動作を確認していきましょう。

① 相手オフェンスがウイングからドライブを仕掛けた場合、逆サイドで三線のポジションを取っている青4がヘルプに入ります。

② コーナーの選手がフリーになるのでパスが出された時は、ウイングをマークする青3が下がって対応します。

③ その後、ヘルプに動いていた青4が素早くウイングをケアして、青3と青4が交差するようにローテーションを行うのです。
ピック&ロールを守るパターン

外角でボールスクリーンを作り、2対2を展開する「ピック&ロール」に対するXアウトローテーションの動きを見ていきましょう。

① 相手オフェンスがピック&ロールからドライブを仕掛けた際、ドライブを止めるために、近くを守っている青3がヘルプに入ります。

② 青3がヘルプに出たことで生まれたスペースへパスが出された場合は、さらに隣を守る青4がカバーに向かいます。

③ 青3と青4が連携してフリーになりかけたオフェンスを抑えている間に、スクリーンの対応をしていた青1がローテーションで、守備のズレを解消するのです。
Xアウトローテーションの注意点

Xアウトローテーションは、ヘルプディフェンスで生じた守備のズレを効率的にカバーできる有効なディフェンス手段です。
しかし、ローテーションのタイミングや判断を誤ると、守備の連携が崩れ、相手にオープンシュートやイージーシュートのチャンスを与えてしまいます。
また、Xアウトローテーションは複数のディフェンダーが連動して行うため、チーム全員が役割や動きを正しく理解していることが欠かせません。
誰がヘルプに入り、誰がカバーし、誰が次のローテーションを担当するのかという共通認識がなければ、連携が遅れたり重複したりして、相手をフリーにしてしまう可能性があるのです。
そのため、Xアウトローテーションを機能させるためには、日頃からチーム内でルールを統一し、コミュニケーションを取りながら繰り返し練習することが重要でしょう。
さいごに
いかがでしたか。
Xアウトローテーションは、プロの試合でも数多く用いられている実践的なディフェンス手法です。
ヘルプディフェンスによって生じた守備のズレを素早くカバーできるため、現代バスケットボールにおいて重要なチームディフェンスの一つとされています。
その一方で、正確な状況判断や高いバスケットボールIQ、そして選手同士の連携が求められる高度なチームプレーでもあります。
試合で効果的に機能させるためには、役割を理解し、繰り返し練習を重ねることが欠かせません。
ぜひチーム練習に取り入れ、より強固なディフェンスの構築に役立ててください。






コメント