【バスケ】フローターシュートのやり方とコツ

シュート
B-MAN
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この記事で分かること

フローターシュートとは何か

フロータシュートが使われる場面

フローターシュートのやり方

フローターシュートのコツ

 ① ディフェンス位置の把握
 ② 踏み切りの位置
 ③ ボールの軌道の注意
 ④ ボールを無回転で投げる

フローターシュートとスクープシュートの違い

フローターシュートとは

オーバーハンドのリリースからボールを高く浮かせ、ブロックをかわす技術を「フローターシュート」と呼びます。

高いループからリングを射抜いぬくフローターは、高い「ハンドリングスキル」と「判断力」が要求される高等テクニックになるのです。

特に、低身長の選手が長身選手をかわす為に使われるので、日本人が世界と戦う為に必須のスキルになるでしょう。

今回は、バスケのフローターシュートのやり方を詳しく解説していきます。

B助
B助

大きい選手の頭の上を越してシュートを決める技術だね!

B-MAN
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海外選手に体格で劣る日本人選手に覚えて欲しいスキルなのだ!

フローターシュートが使われる場面

フローターシュートは、ゴール下にディフェンスが構えている状況で使われます。

アウトサイドからゴールにドライブを仕掛けた時、レイアップシュートではブロックされる危険がある場合に活用出来るのです。

ボールを高く浮かせ、高いブロックをかわしながらフィニッシュを狙う事が可能になるでしょう。

フローターシュートのやり方

フローターシュートは、レイアップシュートと同様のランニングステップから放たれるのが基本です。

オーバーハンドのフォームからボールを高く上げ、跳躍の最高到達点でボールを高く浮かせるのです。

リリースの手首は返し切らず、ボールに回転を掛けず押し出すイメージで放つとシュートが安定するでしょう。

フローターシュートのコツ

フローターシュートを成功させる為のコツを4つに分けて解説していきます。

【フローターシュートの4つのコツ】
① ディフェンス位置の把握
② 踏み切りの位置
③ ボールの軌道の注意
④ ボールを無回転で投げる

① ディフェンス位置の把握

フローターシュートは、攻撃の選択肢として必ずしも最適さいてきであるとは限りません。

難易度の高いフローターよりもレイアップでフィニッシュを狙う方が期待値が高くなるからです。

その為、ゴールへ向かう前からディフェンスの陣形じんけいを把握し、フローターを狙うべきかを瞬時しゅんじに判断する必要があるのです。

レイアップが難しければフローターを、ディフェンスがいなければレイアップを使い分けられる様になりましょう。

② 踏み切りの位置

フローターシュートを成功させる鍵かぎは、跳躍へと踏み切るタイミングです。

仮に、ゴールへと踏み切る位置が近過ぎてしまうとディフェンスにブロックをはばまれ、遠過ぎてしまえば成功確率は低くなってしまいます。

近過ぎず遠過ぎない絶妙ぜつみょう間合まあいを見極め、フローターシュートへと踏み切りましょう

③ ボールの軌道の注意

フローターシュートを放つボールの軌道は、ディフェンスのブロックをギリギリ超えられるアーチを描きましょう。

ボールを高く浮かせる事を意識し過ぎると、安定した確率で決められなくなるからです。

伸びてくるブロックの手をよく見ながらボールの弾道を計算してリリースしましょう。

④ ボールを無回転で投げる

フローターシュートは、ボールを無回転で放りましょう

シュートは、ボールにスピンを掛けて放たれるのが基本ですが、フローターでは強い回転をくわえてしまうと正確にボールをコントロールできなくなるのです。

リリースの手首を返し切らず、上空へ押し出すようにして無回転のシュートを放つのです。

フローターシュートとスクープシュートの違い

同じ様に、ボールを浮かせてシュートを放つスキルでも下手投げ(アンダー)でリリースする手法を「スクープシュート」と呼びます。

スクープ(Scoop)には、「すくう」という意味があり、ボールを下から掬い上げる動作から名前の由来が来ているのです。

フローター(Floater)の「浮く」という意味では、近いスキルになりますが、ボールの手放し方に違いがあるのです。

また、「ティアドロップ(涙を落とす)」もフローターと同じ意味の技術になります。

B-MAN
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自分がやり易いリリースの方法を覚えよう!

さいごに

いかがでしたでしょうか。

レイアップの応用として使われるフローターシュートは、あくまでゴール下でシュートが狙えない場合に使う技術だと理解しなければなりません。

正しい状況から最後の手段としてフローターシュートを狙いましょう。

コメント

  1. […] ※フロータシュートについてはこちら […]