この記事で分かること!
・バスケにおける練習の重要性
・バスケの練習でアイテムを使うメリットについて
・バスケの練習で使われるアイテム -10選-
① シリコンショットロック
② ヒットバック
③ ディフェンスマネキン
④ パーフェクトブロッカー
⑤ ラダー
⑥ ミニハードル
⑦ マーカーコーン
⑧ ダンベル
⑨ アンクルウエイト
⑩ メディシンボール
バスケにおける練習の重要性
バスケは毎日の練習を繰り返し行わなければ、すぐに感覚が鈍り、スキルが衰えてしまいます。
習慣的に行う必要がある為、「ハビットスポーツ」とも呼ばれる競技になるのです。
バスケのスキルを高めたい人や、ライバルよりも上達したい人は、日々行う練習内容をより充実させる必要があると言えるでしょう。
今回は、チーム練習、自主練習で使えるバスケアイテムを紹介していきます。
普段の練習効率をもっと高めたい!
チーム練習はもちろん、個人で行う自主練習を充実させる為には、バスケアイテムを上手く活用しよう!
バスケの練習でアイテムを使うメリット
バスケは、「ボール」と「ゴール」があればすぐに出来るスポーツですが、「上達」を目的とするなら、それだけではいけません。
スキルアップをする為には、バスケアイテム(道具)が必要不可欠です。
バスケアイテムを活用する事で、どの様なメリットがあるのか確認していきましょう。
① 練習メニューのバリエーションを増やせる
日々、繰り返し行うバスケだからこそ、練習メニューの「マンネリ化」を防がなければなりません。
毎日、同じ練習を行う事は、無意識の内に「こなすだけ」の練習になってしまっている可能性があります。
バスケアイテム(道具)を活用する事で、普段の練習メニューの種類を増やすことが出来、常に新しい刺激を加える事が出来るのです。
② 強化したいポイントに合わせた練習が行える
瞬発力を鍛えたい、ドライブスキルを高めたいなど、選手それぞれ、強化したいポイントは異なります。
バスケアイテムは、強化をしたい「能力」に合わせて作られているので、練習目的が明確になるメリットがあるのです。
バスケの練習で使われるアイテム(スキルアップ編)
スキルアップを目的に使われるアイテムを見ていきましょう。
① シリコンショットロック
親指以外の指にはめるシリコン型の固定アイテムです。
【シリコンショットロックを使うメリット】
・ボールコントロールの向上
・安定したシュートの手助け
各指を常時均等に広げ、シュート時のボールコントロールを安定させる効果が期待出来ます。
初心者が、シュート練習の際に装着することにより、常に理想的な指幅の間隔を固定させて、ボールの回転とフォロースルーを安定させます。
② ヒットバック
インサイドの練習で活用され、ヒットバックを持つ人とぶつかりにいく選手の2人で使われるアイテムです。
【ヒットバックを使うメリット】
・力強いフィジカルプレーの実現
・怪我のリスクを軽減
練習中に選手の肉体的接触を減らし、怪我のリスクを回避しつつも、ポストプレーやゴール付近で必要となるフィジカルプレーを安全に強化できるアイテムです。
③ ディフェンスマネキン
ディフェンスを想定して作られ、壁役としての効果があるアイテムです。
【ディフェンスマネキンを使うメリット】
・オフェンススキルの向上
・個人でも実践的な練習
目の前にディフェンスマネキンを置く事で、シュート練習、ドリブル練習で実践を想定した練習が可能になります。
個人の自主練習をより、充実させる事が出来るでしょう。
④ パーフェクトブロッカー
ブロック、スティールといったディフェンスの動きを補助させる事で、オフェンススキルの向上を狙えるアイテムです。
【パーフェクトブロッカーを使うメリット】
・ボールコントロールの強化
・身長差を想定したシュート練習
ゴール下にパーフェクトブロッカーを持った人を配置させる事で、高さのあるブロックを実現し、フローターシュートやスクープシュートといった、シュートスキルの強化を図れます。
また、アウトサイドの1on1からスティールされない為のボールコントロール強化も可能となります。
バスケの練習で使われるアイテム(アジリティ編)
バスケで欠かせない俊敏性を強化する為に使われるアイテムを紹介していきます。
⑤ ラダー
はしごの形をした特別なアイテムで、様々な種類のジャンプやステップを行い、フットワークが鍛えられます。
【ラダーを使うメリット】
・多方向へ動くフットワークの強化
・素早くステップする瞬発力の強化
ラダートレーニングのメニューは豊富にあり、はしごのマスを目安に、素早く正確にステップを行います。
バスケは、多方向への動作も多く求められるので、フットワーク強化にうってつけのアイテムになります。
⑥ ミニハードル
低すぎず、高すぎないハードルを床に置き、左右前後に飛んで跳躍力と俊敏性を高められるアイテムです。
【ミニハードルを使うメリット】
・ハードルを飛び越える跳躍力の強化
・接地面を少なくした俊敏性の向上
ミニハードルにぶつからない様に、ジャンプを行い、「高さ」を意識したトレーニングが行えます。
また、複数のミニハードルを配置させて、ステップを交えたトレーニングをすれば、素早いフットワークの向上も狙えます。
⑦ マーカーコーン
アジリティトレーニングからスキルアップまで、幅広い活用が行えるアイテムになります。
【マーカーコーンを使うメリット】
・目印として、動きの正確性を高める
・障害物の役目でドリブルスキルの向上
目印として、マーカーコーンを一定の場所に配置させることで、アジリティトレーニングの正確性を高める事が出来ます。
また、アジリティトレーニングのみならず、マーカーコーンをディフェンスに見立てた、ドリブル練習も可能となります。
バスケの練習で使われるアイテム(筋力編)
体の強さを鍛える為のアイテムを紹介していきましょう。
⑧ ダンベル
家の中でも簡易的に筋力を鍛えられるアイテムが「ダンベル」になります。
【ダンベルを使ったトレーニング】
・ダンベルカール(上腕二頭筋)
ダンベルを両手で持ち、腕を伸ばした状態から肘を曲げるトレーニング
・ショルダープレス(三角筋)
椅子に座り、ダンベルを肩から真上に上げるトレーニング
・リストカール(手首)
ダンベルを持ち、手首を返して上下させるトレーニング
・ダンベルプレス(大胸筋)
ベンチ台を使い、仰向けの体勢で胸から真っ直ぐ上にダンベルを上下させるトレーニング
・ベントオーバーロウ(背筋)
前屈みの体勢から、ダンベルを引いて背中を効かせるトレーニング
ダンベルを使えば、効率的なウエイトトレーニングが可能となり、上半身の筋肉を包括的に鍛える事が可能になります。
また、継続することにより、筋肉が膨張し、見栄えも強く逞しい姿になるでしょう。
⑨ アンクルウエイト
足首に重りを巻き付けて、練習強度を高める効果があるアイテムです。
【アンクルウエイトを使うメリット】
・短い時間で負荷を掛けられる
・日常的にトレーニングが出来る
足首に普段から装着するだけで、日常の散歩や活動が簡易的なトレーニングになります。
また、ラントレ中に装着させることにより、短い時間で高い効果を出すことが出来るのです。
⑩ メディシンボール
通常のバスケットボールよりも、重たいボールを「メディシンボール」と呼びます。
通常のバスケットボールの重量=560g〜650g(7号)
メディシンボールの重量= 750g〜1400g(7号)
【メディシンボールを使うメリット】
・シュートレンジを広げる
・腹筋、体幹トレーニングでの活用
メディシンボールを使ってシュート練習を行えば、シュートの飛距離を伸ばす事ができます。
また、2人1組でボールを出し合う腹筋トレーニングとしても活用が出来ます。
しかし、重たいボールを扱う事は、思わぬ怪我が起きてしまう場合も想定されるので、細心の注意を払いトレーニングを行う必要があります。
「スキルアップ」「アジリティ」「筋力アップ」自分が強化をしたいポイントに合わせて、アイテムを選ぶべきだぞ!
さいごに
バスケ道具を使う目的は、普段の練習効率を高めることにあります。
練習環境は、チームはもちろん、個人によっても様々です。
体育館で複数人で練習ができる環境もあれば、コロナの影響により、家の中で1人自主練に励まざるおえない人もいるかと思います。
1人〜複数人でもアイテムを活用し、普段の練習をより充実させましょう。
コメント