![](https://basketball-terminal.com/wp-content/uploads/2023/06/ブリッツタイトル-1024x614.png)
![](https://basketball-terminal.com/wp-content/uploads/2023/06/星評価正.png)
![B-MAN](https://basketball-terminal.com/wp-content/uploads/2022/09/B-MAN(最新)-1.jpg)
この記事で分かること!
・ブリッツとは何か
・ブリッツの基本動作
・ブリッツの狙い
① パスミスによるスティール
② トラベリングのバイオレーション
・ブリッツの注意点
・ファウルを吹かれる危険がある
・連続して狙い難い
ブリッツとは
![](https://basketball-terminal.com/wp-content/uploads/2021/10/1645913_s.jpg)
ボールスクリーン(ピック&ロール)に対する守り方の一種で、2人のディフェンスがボールマンへ、素早いダブルチームを仕掛ける事を「ブリッツ」と呼びます。
【ボールスクリーンの対処法一覧】
・ファイトオーバー
・スライド
・ショウディフェンス
・スイッチ
・アイス
ボールスクリーンの対処法には、ブリッツ以外にも様々な方法があり、ディフェンスの立ち位置や状況に応じて、守り方を変化させる必要があります。
今回は、その中でもブリッツのやり方について解説をしていきます。
※ピック&ロールについて詳しくはコチラ
※ピック&ロールの守り方について詳しくはコチラ
![B助](https://basketball-terminal.com/wp-content/uploads/2022/09/B助.jpg)
ブリッツってどんなディフェンス?
![B-MAN](https://basketball-terminal.com/wp-content/uploads/2022/09/B-MAN(最新)-1.jpg)
ボールスクリーンに対して、2人のディフェンスが素早くダブルチームを行うのだ!
ブリッツの基本動作
冒頭でも述べた様に、ブリッツはボールマンに対してスクリーンを行う「ピック&ロール」を守る為に使われる手法です。
ブリッツを行う迄の一連の動作を確認していきましょう。
![](https://basketball-terminal.com/wp-content/uploads/2023/06/ブリッツの動き①-1024x768.png)
① 先ず、オフェンスの1人がボールマンに対して、スクリーンをかけに動きます。
![](https://basketball-terminal.com/wp-content/uploads/2023/06/ブリッツの動き②-1024x768.png)
② まだ、スクリーンが掛けられた段階では、ディフェンスは動かず、ボールマンの動きを見定めます。
![](https://basketball-terminal.com/wp-content/uploads/2023/06/ブリッツの動き③-1024x768.png)
③ ボールマンがスクリーンを使って動いた瞬間を見計らい、ディフェンスの2人が素早くダブルチームを行うのです。
オフェンスの意表を突く事で、ボールマンのドリブルが止まりミスを誘えるのです。
ブリッツの狙い
![](https://basketball-terminal.com/wp-content/uploads/2023/06/2384381_s.jpg)
ブリッツを行う事により、2つのミスを狙う事が出来ます。
① パスミスによるスティール
ドリブルが止められたボールマンは、味方を探してパスを行う筈です。
しかし、ディフェンス2人に挟まれた状況では、パスコースが定まらず、正確なパスが出し難くなります。
![](https://basketball-terminal.com/wp-content/uploads/2023/06/ブリッツの動きパスカット-1024x768.png)
ダブルチームを行っていない、周りのディフェンス達は、浮いたパスを狙ってスティールを行いましょう。
② トラベリングのバイオレーション
ダブルチームをかけられたボールマンは、腰が浮いた状態になり、パワーポジションが崩れます。
パワーポジションが崩れた瞬間を狙い、更にプレッシャーを与える事により、軸足がズレてトラベリングのバイオレーションも狙えるのです。
激しいプレッシャーを与えて相手のミスを誘いましょう。
ブリッツの注意点
![](https://basketball-terminal.com/wp-content/uploads/2021/10/2802355_s.jpg)
ボールスクリーンを守るブリッツにも弱点があります。
リスクを理解した上で、ブリッツの使い所を探りましょう。
ファウルを吹かれる危険がある
ダブルチームでプレッシャーを与える時に、大切になる考えがファウルの境界線です。
ブリッツの目的は、相手のボールを奪う事になる為、オフェンスとの間で過度な接触が起こる場合も考えられます。
折角のチャンスが一転して、反則行為に変わる事もあるので十分な注意が必要でしょう。
連続して狙う事が出来ない
ピック&ロールに対して、ブリッツを何度も行うとオフェンスに動きを読まれてしまいます。
来ると分かっているダブルチームは、返ってパスを捌かれる危険性があるのです。
ブリッツは、ピンチとチャンスが表裏一体となった諸刃の剣である事を理解しましょう。
![B-MAN](https://basketball-terminal.com/wp-content/uploads/2022/09/B-MAN(最新)-1.jpg)
何度も連続してブリッツを行うと動きを読まれてしまうから注意が必要だぞ!
さいごに
いかがでしたでしょうか。
スクリーンの対処法は、ディフェンス同士の連携が重要になります。
一般的には、ファイトオーバーやスイッチが多く使われますが、勝負所を判断してブリッツを使ってみると良いでしょう。
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