この記事で分かること!
・バスケにおけるメンタルとは
・メンタルが強い人の特徴について
・メンタルが弱い選手のデメリット
・メンタルを強くする方法(メンタルトレーニング)
① 不満を文字にして書き出す
② 明確な目標設定を行う
③ ポジティブな言葉を発信する
④ 成功者から強さの秘訣を学ぶ
バスケにおけるメンタル
メンタルとは、「精神」や「心持ち」を表して、一般的に使われます。
しかし、バスケにおけるメンタルには、様々な意味合いが含まれます。
・ライバルに必ず勝つモチベーション
・劣勢な状況でも諦めない心
・誰よりも上手くなりたい強い気持ち
上記の様に、「向上心」や「闘争心」といった強いメンタルを持ち合わせる事により、時に自分より高いレベルの相手にも、勝つ可能性が見出せるのです。
「心・技・体」の言葉の通り、技術や体力と同じ、若しくは、それ以上に大切な考え方になる「心」についての解説をしていきます。
ちょっとしたミスでも、落ち込んじゃう時ってあるよね。。。
「強い心」を備える為には、考え方や方法を学ぶ必要があるんだ!
メンタルが強い人の特徴
メンタルが強いと思われる人には、共通した特徴があります。
どの様な特徴があるか、一つずつ確認していきましょう。
自分の意見をハッキリと言える
強いメンタルを持っている人は、「自分の芯」をしっかりと持ち合わせている特徴があります。
自分が納得いかない事があった時、ハッキリと相手に対して自分の意見を伝えることが出来るのです。
・味方にどの様に動いて欲しい、、、
・自分の役割はこうあるべきだ、、、
・こうしたら、もっとチームは良くなるのでは?
バスケにおいても、自身の意見を述べる事により、周りの同意や反対意見も聞こえて来るので、チームの関係値を深く築くことに繋げられるのです。
気持ちの切り替えが早い
メンタルの強い人は、気持ちの切り替えが上手く出来る人です。
気持ちの切り替えが上手く行えない人は、試合中にミスを起こした時に、失敗を引きずってしまい、その後のプレーにも影響が出てしまう場合があります。
しかし、自分の中で上手く切り替えられる人は、「次は同じミスをしない」「自分のミスは取り返す!」など、失敗を糧にして、常に安定したパフォーマンスを発揮できるのです。
良い意味で能天気
【能天気とは?】
物事を深く考え込まず、些細な事では気にやまない人を指して使われます。
世間一般的に「能天気」と聞くと、あまり良いイメージは持たれないかも知れません。
しかし、スポーツを行う上で、些細なミスや失敗で悩んでいてはキリがありません。
試合前の緊張した雰囲気は、誰もがプレッシャーを抱え込んでしまい、普段の動きが出来ない時があります。
「なんとかなる」と図太く考えられる人であれば、他の人よりも緊張せずに、いつも通りのプレーが行えるのです。
メンタルが弱い選手のデメリット
メンタルが弱い事は、バスケのプレーやチームの士気に影響が出てしまいます。
下記に具体例を見ていきましょう。
ミスを恐れて消極的になる
メンタルが弱い人は、ミスを極端に恐れて消極的な考え方になってしまいます。
消極的な考え方では、バスケのプレーにも大きな影響を与えてしまうのです。
(例
・ゴールを見ずにパスばかり探している
・パスを貰いに行かず動きが止まる
・ルーズボールを追いかけず諦める
特に、ゴールを見ずにパスコースを探している選手は、ディフェンスからしたら全く恐怖でありません。
戦う意志が無い選手程、守り易い事はないのです。
チームの雰囲気が悪くなる
弱音を吐いたり、マイナスな事ばかりを呟いていると、チーム全体の雰囲気が悪くなってしまいます。
特に、厳しい練習の中では、辛い事や苦しい事の連続でしょう。
それに対して、マイナスな言葉や態度を表すと、周りの選手達にも伝染してしまい、チーム全体の士気が下がってしまうのです。
メンタルを強くする方法(メンタルトレーニング)
では、具体的にメンタルを鍛えるための方法について確認していきましょう。
① 不満を文字にして書き出す
ノートやメモ帳に自分の感情を文字にして書き綴り、ストレスを吐き出しましょう。
メンタルが弱い人は、普段から悩みや不安を多く感じてしまう筈です。
それらが蓄積され、態度や表情、言葉に表れてしまう一つの原因になるのです。
日々ある不満を文字にして書き起こす事で、自分自身の悩みを客観的に捉えることができ、尚且つ、不満がはき出される事で気分を晴らす効果も期待できるのです。
② 明確な目標設定を行う
現時点で自分がなりたい姿をイメージして、目標設定が行えているでしょうか。
特に、ライバルと競い合うスポーツでは、明確な目標設定は必要不可欠です。
・1ヶ月後に行われる試合で20点取る
・毎試合5本以上リバウンドを取る
・3ヶ月後の大会でユニフォームを貰う
具体的な「数字」を定めた目標立てをする事で、自分がこれから、何をすべきかが明確になります。
ただ、漠然とバスケを行っていてはモチベーションは作れません。
明確な目標が設定される事で、バスケに向き合う姿勢も自ずと変わるのです。
③ ポジティブな言葉を発信する
試合中や練習中に、よく監督から「声を出せ」と言われた経験がある人もいる事でしょう。
それには、ちゃんとした「意味」と「効果」があるからなんです。
1.雑念を振り払いストレスが発散される
2.チームの雰囲気を良くなる
厳しい練習を黙々とこなす事は、余計に体力が消耗されてしまいストレスも蓄積されます。
大きな声を出す事により、辛いと思う気持ちを和らげられるのです。
また、仲間たちと声を出し合い、鼓舞する事でチームに良い雰囲気が作れます。
雰囲気が良くなれば、質の高い練習を行う事ができ、試合でも自分達の流れを呼び込んで勝利を狙えるのでしょう。
④ 成功者から強さの秘訣を学ぶ
成功者の「考え方」や「感性」を学び、自身のメンタル強化に繋げましょう。
ここで言う成功者とは、バスケ選手だけに限りません。
・他のスポーツで大成している人
・ビジネスで成功している人
・著名人や有名人
成功者には、成功を収めた切っ掛けや独自の考え方が必ずあります。
成功を収める迄に行った努力や行動を知る事で、自身のモチベーションを高められるのです。
バスケに限らず、成功者は皆、一般では考えられないメンタルを備えているんだ!
さいごに
チーム競技であるバスケ最大のメリットは、同じ気持ちを共有出来る「仲間」がいる事です。
本当に精神的に辛い時は、1人だけで考え込まずに仲間達に相談する事も一つの解決策になる筈です。
この記事に辿り着いた人の多くが、少なからず、自分の精神面で悩みを抱えている事でしょう。
仲間を頼る事を悪い事だと思わずに相談してみては如何でしょうか。
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