【バスケ】スコアラー(点取り屋)の基本と得点能力を高める方法

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この記事で分かること

スコアラー(点取り屋)とは何か

スコアラーに必要な能力

得点能力を上げるコツ

得点能力を上げる為の具体的な方法について

スコアラー(点取り屋)とは

バスケの試合において、得点を量産するチームの点取り屋、また、高い得点能力を持った選手の事を「スコアラー」と呼びます。

バスケには、このスコアラーの意味が2つ存在し、もう一つは、スコアシートの記入者に対してもスコアラーと呼ばれます。

今回は、前者で話した得点を量産する選手、スコアラーについて解説をしていきます。

B助
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試合でたくさん点が取れる様になりたい!

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チームのスコアラーになる為に、やるべき事を話していくぞ!

スコアラーに必要な能力

バスケのオフェンスは、「シュート」「ドリブル」「パス」の3つで構成されており、チームの点取り屋を目指すのであれば、全ての能力を等しく引き上げる必要があります。

また、ボールを持てば目の前には、ディフェンスが自分の動きを阻止する為に、プレッシャーをかけて来ます。
ディフェンスをかわし、得点を狙うには「1on1スキル」も欠かせません。

一つ一つポイントを確認していきましょう。

シュート力

オフェンス能力で1番に必要となるスキルがシュート力です。

インサイドからアウトサイドと広いシュートレンジ、そして高確率のシュート精度を誇るには、日々の反復練習が必須になります。

ドリブルスキル

自分がボールを保持ながら移動をする為には、ドリブルが必要となります。

また、ディフェンスをかわしてシュートを狙うには、高度なドリブルテクニックが求められるのです。

素早い切り返しと多様なリズムが扱えるドリブルテクニックを身に付けましょう。

パススキル

味方にパスを送るアシスト力は、一見自分でシュートをしてない以上、スコアラーには不要なスキルと思われがちですが、そんな事はありません。

周りに上手くパスを捌ける選手程、ディフェンスは守り難く、攻撃の選択肢がシュートやドリブルだけでなく、パスにも警戒が必要となるからです。

全体の視野を広げて、パススキルも磨きましょう。

1on1スキル

1on1スキルは、目の前のディフェンスに対して、「フェイント」を使い、シュート若しくはドライブを狙う事です。

フェイントは、体の動かし方、視線の使い方、ドリブルなど幅広いバリエーションがあります。

ディフェンスに対して、どの様なフェイントが有効的かを瞬時に判断して、得点に結び付ける動きをしなければならないのです。

実戦経験は勿論、上手い選手の観察を行い、テクニックを真似しましょう。

※1on1スキルについて詳しくはこちら

得点能力を上げるコツ

具体的に得点能力を引き上げるコツを見ていきましょう。

① ボールを貰う前の動き(オフボール)
② ファーストブレイク(速攻)で点を狙う

① ボールを貰う前の動き(オフボール)

得点能力が高い選手ほど、ボールを貰う前からディフェンスとの駆け引きを意識しています。

バスケは、コート上に選手が10人いるのに対し、ボールは1つしかありません。

試合の中では、ボールを持っていない状況(オフボール)が多くなる為、オフボールの時に、自分がどこに、どの様に動けば得点に絡めるかを上級者は、意識しています。

オフボールからボールを受ける動作である「カッティング」の手法を学びましょう。

例えば、初心者にありがちなパターンとして、ボールマンから棒立ちのままパスを受けようとする事です。
このボールの受け方では、ディフェンスは非常に守り易く1対1が行えます。

参考) Iカット

上図の様に、ただ棒立ちのままパスを受けるのではなく、ディフェンスをゴールまで引き付けて、素早く45度でパスを受ける「Iカット」を駆使する事で、ディフェンスとの間にズレが生じ、オフェンスに優位な形で1対1が行えるのです。

Iカット以外にも、オフボールからディフェンスを振り切る動作には、様々な種類が存在するので、確認していきましょう。

※カッティングについて詳しくはこちら

② ファーストブレイク(速攻)で点を狙う

ファーストブレイクとは、敵が守りの陣形を作る前に、素早くパスとドリブルで攻め込む手法です。

技術で他の選手におとる場合や身長や体格にハンデがある選手でも、コート上の誰よりも速く走ることが出来れば、ノーマークでシュートチャンスを作れるのです。

ファーストブレイクで得点を狙うには、スピードは勿論ですが、試合を通して走り続ける体力と切り返しの1歩目が重要になります。

※ファーストブレイク(速攻)について詳しくはこちら
※ランニングトレーニングについて詳しくはこちら

得点能力を上げる為の具体的な方法

得点能力を引き上げる為に、下記2つを繰り返し行う事を心掛けましょう。

① 上手い選手の分析
② 徹底的な対人練習

① 上手い選手の分析

自分よりも上手い選手の動きを徹底的に分析しましょう。

もし、あなたが中学生であれば高校生の動きを、高校生であれば大学生の動きを動画や生の試合を見て観察していきましょう。

NBAやプロ選手の動きも参考になりますが、レベルが離れ過ぎていると参考にならない場合があります。

自分の1つ、2つ上の年代で上手な選手の動きを観察することが、現実的な分析を測れます。

【具体的な分析方法】
・オフボール時の選手の動きと考え方を考察
・オンボール時のテクニックを練習で反復

上記2つを繰り返し行うと、得点能力を上げることに繋げられます。

② 徹底的な対人練習

得点能力を高める為に、後は実戦あるのみです。

1対1〜5対5まで、対人練習は実戦の感覚を養う事が出来る1番の練習方法になります。

実際に、高校や大学などの強豪校の練習では、ファンダメンタルの練習よりも実践形式の練習の比率が非常に多くなっていきます。

それだけ、試合感覚を高める練習は、他のどの練習法よりも対人練習が1番と言えるのでしょう。

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スコアラーは、チームの誰よりも走り、誰よりも考えて動く事が必要になるぞ!

さいごに

バスケは総合的なスキルが求められる競技です。

俊敏性、体力、ジャンプ力、ボールハンドリングなど、幅広い能力が必要になるので、バスケを始めたばかりの人は、短所だと思うものを徹底的に練習して鍛えましょう。

よく、初心者の人やバスケを始めたばかりの人が、チームのスコアラーになる事が難しいと考える人がいますが、そんな事はありません。

どれだけ上手く見えるプロ選手も初めは初心者なのです。

初心者は、出来ない事が当たり前なので、出来ない事を一つずつ出来る様にして上手くなっていきましょう。

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