【バスケ】高校バスケの全国大会3大タイトルについて

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この記事で分かること

高校生の全国大会とは

夏の全国高等学校総合体育大会(インターハイ)について

秋の国民体育大会(国体)について

全国高等学校バスケットボール選抜優勝大会(ウィンターカップ)について

高校生の全国大会について

高校バスケで日本一が競われる全国大会は、3つのタイトルに分かれます。

夏の「インターハイ」、秋の「国体」、そして冬の「ウィンターカップです。

今回は、この3大タイトルのそれぞれの特徴と内容、また、大会ごとの見所について解説していきます。

B助
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バスケをやっていれば、誰もが一度は憧れるのが全国大会だね!

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特に高校バスケの全国大会は、プロリーグ顔負けの盛り上がりを見せる時もあるんだぞ!

インターハイについて

インターハイの大会内容

夏の全国高等学校総合体育大会(通称:インターハイ)は、各都道府県の予選を勝ち抜いたチームが集い、トーナメント形式で全国の頂点を目指します。

国体やウィンターカップは、夏までに実績を残したチームや選手しか出場が出来ないと言う特徴がある為、多くの高校3年生達がインターハイ予選で引退をしていきます。

インターハイの優勝校には、オールジャパンの出場資格、及びに冬の全国大会であるウィンターカップの出場資格が与えられ、準優勝高にもウィンターカップの出場資格が与えられます。

インターハイの出場チーム数

男子の場合、インターハイに出場できるチーム数は、各都道府県から1校が基本ですが、北海道・東京・神奈川・愛知・大阪からは+1校が出場出来ます。

女子は、各都道府県から1校と東京・神奈川・大阪で+1校が出場出来ます。

また、開催される都道府県は、毎年変わり、開催地枠で対象の都道府県から、もう1校の出場が設けられます。

男子:計53校
女子:計51校

インターハイの開催地

以前までは、各都道府県での持ち回りで開催されていましたが、2004年から地域での持ち回りになりました。

その地域の中でも主会場となる都道府県が決められます。

2021年は、福井県を主会場とした北信越地方の5県で執り行われます。

インターハイの開催時期

各都道府県内で行われるインターハイ予選は、それぞれ開催時期が異なりますが、早い所は5月頃から、多くは6月頃から行われます。

インターハイ本戦は、毎年、7月〜8月の間で開催され、2021年度は、7月25日〜7月30日で1回戦から決勝戦までを実施されます。

インターハイの魅力

予選から多くの高校生達が引退をけた、熱戦が繰り広げられます。

インターハイ本戦においても、その年、初めての全国大会というだけあって、下馬評げばひょうくつがえして予想外のチームが勝ち上がる事も多々あります。

室内競技と言えど、一回戦や二回戦は、学校の体育館を借りて行う場合もあり、空調管理もままなりません。

夏場の試合を戦い抜く為の体調管理は、どんな名選手でも難しく、バスケ外でのコンディション作りも重要になる大会と言えるでしょう。

国体について

国体の大会内容

秋に執り行われる全国大会として、国民体育大会(通称:国体)が開催されます。

インターハイやウィンターカップは、各高校ごとに試合が行われますが、国体は、各都道府県内のりすぐりの選手を選抜して、都道府県対抗で試合が行われます。

よって、チームのユニフォームは、都道府県の名前が記載される事が特徴です。

国体の出場チーム数

大会形式は、初めに北海道、東北、関東、北信越、東海、近畿、四国、中国、九州の9つで、各1チーム代表を決めます。

そこから開催地枠で+1チームと年度により、2つの地域から2チームの出場が認められる為、計12チームがトーナメントで優勝争いをします。

男女:計12チームずつ(国体本戦)

国体の開催地

国体が行われる開催地は、都道府県の持ち回りで毎年変わります。

2021年の開催地は、三重県になっており、昨年コロナの影響えいきょうにより行えなかった鹿児島県は、2023年に変更されました。

国体の開催時期

毎年本戦は、9月から10月の間で行われ、2021年度は、9月25日〜10月5日の間で開催されます。

国体の魅力

秋の国体の魅力は、各都道府県の選りすぐりのプレーヤー達の高いスキルが見れる点にあります。

高校のチーム状況によっては、実力のある選手でも埋もれてしまい、インターハイ本戦に出られない選手も多々います。

国体に選出されれば、大きく活躍する機会が貰えるのです。

また、強豪校の多い都道府県では、連合チームとして出場される事も楽しみの一つとしてあります。

ウィンターカップについて

ウィンターカップの大会内容

全国高等学校バスケットボール選抜優勝大会(通称:ウィンターカップ)は、高校最後に行われるトーナメント形式の全国大会です。

インターハイで結果を残した強豪校と言えど、3年生全員が残るチームは殆どなく、主力の3年生を除き、1、2年生が多くメンバーに加わります。

高校生の最後の全国大会という事もあり、その盛り上がりは、立ち見の観客も出る程に会場がにぎわいます。

また、BSテレビのJ SPORTSにて、男女1回戦から全試合を実況解説付きで放送される事から注目度の高い大会になります。

ウィンターカップの出場チーム数

2019年度から、今まで50の出場校から60校に拡大しました。

インターハイ同様に47都道府県から各1校、全国の9ブロックから1校ずつ推薦枠が与えられ、更に関東ブロックから+1校が推薦枠、開催地枠(東京都)として+1校、そしてインターハイ優勝校、準優勝校の2校が男女共に出場します。

男女:計60チームずつ

ウィンターカップの開催地

毎年、ウィンターカップの開催場所は、東京の千駄ヶ谷にある東京体育館で行われます。

バスケットコートが4面も作れるメインアリーナの広さは、都内でも最大級の会場と言えるでしょう。

また、男女共にベスト8以上からは、その4面のコートを1つにしたメインコートが作られる事から、ウィンターカップ出場チームは、優勝の前に「メインコートに立つ」事を目標に掲げるチームも多いと言えるでしょう。

ウィンターカップの開催時期

年末の12月23日〜29日の間で毎年開催されています。

ウィンターカップの魅力

高校生活最後に行われる大会という事もあり、見所のある試合が数々繰り広げられます。

3年生の成熟した技術は勿論ですが、来年を期待させる新進気鋭しんしんきえいの1、2年生のハッスルプレーは、見応えがあります。

また、ウィンターカップ独自の表彰として「感動大賞」が決められます。

試合を見る人にとって勇気と感動を与えたチーム、そして個人に対してたたえられる表彰方式もウィンターカップならではです。

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それぞれの大会に見所があり、一試合ごとにドラマがあるんだ!

さいごに

高校生でありながらも国内プロリーグに引けを取らない人気を誇る「高校バスケ」は、その情熱のあるプレーで観る人を熱狂ねっきょうさせます。

夏、秋、冬と、同じ全国大会の中でも選手達の様々な思い入れがある事から、各大会それぞれの魅力があると言えるでしょう。

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