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この記事で分かること!
・ハンドリングとは
・ハンドリングの効果について
・ハンドリング力の上達メニュー10選
・ハンドリングの注意点について
ハンドリングとは

一般的なハンドリングの意味は、「取り扱い」や「操作」といった意味があります。
バスケにおいても同じ様に、自分の思い通りにバスケットボールを扱えるスキルをハンドリングと言います。
基本動作となるパス、ドリブル、シュートといった技術の根本を支える能力になる為、初心者の人が、先ず初めに行うべき練習がハンドリング練習と言えるでしょう。

ボールの扱いを覚える上で基本になるのが、ハンドリングだね!
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ボールに触れられる時は、積極的にハンドリング練習を行い、ボールの感覚を身に付けるんだ!
ハンドリングの効果
バスケでは、どれだけ長くボールに触れられているかで、スキルの習熟度が変わっていきます。
ただ、ボールに触れているだけでは勿体無く、自身が出来ない事を挑戦する事が大切です。
ハンドリング力が強化をされる事で様々な効果が期待出来ます。
・キャッチングの上達
・ドリブルの精度の向上
・シュート力の向上
・スキルの底上げ
高いハンドリング力を身に付ければ、スキルアップの速度が格段に早くなるのです。
ハンドリング練習法一覧

ハンドリング力を上げる練習メニューを紹介していきます。
① フリップ
手の平から手の甲をボールを這わせる様に回転させるハンドリング練習です。
手首を柔らかくスナップさせる事でフィンガーロールの練習にも繋がります。
【チェックポイント】
・ボールを回す意識ではなく、手首を柔らかく回転させるイメージで行いましょう
・左右両方と逆回転もできる様にしましょう
【set数】
左右で計10回、逆回転も10回実施。
② ボール回し(頭➡︎腹➡︎足)
ボールをコントロールしながら、自分の頭→腹→足の周りを1周ずつ回し、上下往復させるハンドリング練習になります。
頭から足までボールを回したら、足から頭まで動きが止まらない様にボール回しを繰り返し行います。
手から手へとボールを受け渡す事でボールコントロールを強化します。
【チェックポイント】
・素早くボールを回す事を意識しましょう
・ボールを見ずに、目線を正面にしましょう
【set数】
上下1往復を1回として、計10回実施。
反対回転も同じく、計10回。
③ レッグラップス(片足ボール回し)
肩幅より広いスタンスを作り、膝を軽く曲げた姿勢から片足を一歩前に出します。
出した片足の周りにボールを素早く回すハンドリング練習です。
【チェックポイント】
・上体は前屈みになり過ぎず、視線を前にしましょう
・左右両方と逆回転も行いましょう
【set数】
左右10回、逆回転も10回ずつを目安に実施。
④ 八の字ボール回し(エイト)
パワーポジションぐらいのスタンスを広げ、軽く膝を曲げます。
股下を通してながら、足回りを八の字を作る様にボールを回すハンドリング練習です。
【チェックポイント】
・両足の間隔は広く作りましょう
・下を向かずに目線は前にしましょう
・出来るだけ速くボールを回しましょう
【set数】
20回を目安に逆回転も合わせて、計40回を実施。
⑤ ボールティップ
指先だけを使い、ボールを摘む感覚で左右に素早くボールをコントロールさせます。
慣れて来たら、ボールを上下に動かしながらボールティップを行いましょう。
【チェックポイント】
・指先のみを使い、ボールをコントロールさせましょう
・指先は素早く摘む様に動かしましょう
【set数】
30秒を目安に実施。
⑥ パワーキャッチ
片手でボールを大きく巻き込む様にキャッチングをするハンドリング練習です。
キャッチする時に「バチン」とボールが響く様に大きな音を出しましょう。
キャッチ後は、両肘を張ってパワーポジションを作りましょう。
【チェックポイント】
・巻き込む腕は大きく、キャッチは力強くを心掛けましょう
・肘を張り素早くパワーポジションを作れる様にしましょう
【set数】
左右計10回を目安に実施。
⑦ バックトスキャッチ
バックビハインドで空中にトスを上げ、トスを上げた手とは反対の手でボールをキャッチします。
背中からボールを上げるには、手首のスナップを利用し、出来るだけ自分の体の前にボールが戻ってくる様に心掛けましょう。
【チェックポイント】
・手首のスナップを上手くコントロールさせましょう
・特に利き手の反対の手を上手く使える様にしましょう
【set数】
左右計10回を目安に実施。
⑧ 股下キャッチ(フロント&バック)
両足を広げ、スタンスを大きく取り、膝を軽く曲げた状態から開始します。
股下で両手でボールを持ち、ボールの位置を変えずに、素早く手を体の後ろに動かして、ボールをコートに落とさずにキャッチをします。
前と後ろを交互にボールを落とさない様にキャッチを繰り返し行うハンドリング練習です。
【チェックポイント】
・視線は前に集中させましょう
・腕の動きは素早く動かしましょう
【set数】
計15回を目安に実施。
⑨ 股下キャッチ(クロス)
⑧で行ったフロント&バックの股下キャッチの手をクロスさせて行います。
片手を前から、もう片方の手を後ろから交差させる様にボールを保持し、素早く腕を反対にしてボールを落とさない様にキャッチします。
【チェックポイント】
・視線は前に集中させましょう
・腕の動きは素早く動かしましょう
【set数】
計15回を目安に実施。
⑩ アームロール
自分の腕から胸、そしてもう片方の腕へとボールを回転させ、這わせるハンドリング練習です。
フリースタイルバスケでも目にする技術で上手い人は、ボールを止める事なく回し続ける事が出来ます。
【チェックポイント】
・初めは胸の位置までの半周を目標に行いましょう
【set数】
左右計10回転ずつを目安に実施。
ハンドリングの共通注意点

① ボールを見ない
② ボールは速く動かす
③ ミスを恐れない
① ボールを見ない
自分がボールを保持している時にボールを見てはいけません。
実戦においては、ボールを見る事によって、ディフェンスからスティール(ボールを奪われる)されてしまう危険があるからです。
ハンドリング練習を行う時は、極力周りに目線を向けて練習に取り組みましょう。
② ボールは速く動かす
ボールを素早く扱える様にしましょう。
コツは、手の平全体でボールを持つと、ボールを動かす時に1テンポ遅くなってしまいます。
ボールを速く動かす為には、指先を中心に意識を注ぐ事が重要になり、5本の指全部を使ってボールをコントロールさせる事を心掛けましょう。
③ ミスを恐れない
ハンドリング練習の種類は沢山ありますが、一番のポイントは「ミスをしても良い」という意識です。
ハンドリング練習は、出来ない事を出来る様にする練習でもあるので、積極的に難しいスキルに挑戦していきましょう。
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ミスを恐れて同じ事を繰り返していても、バスケのスキルは成長しないのだ!
出来る事が増えたら、更なるスキルの挑戦に挑むんだ!
さいごに
ハンドリングの強化は、初心者の人にとって必須になります。
ハンドリング力を上げる事が出来ればスキルの習熟速度は速くでき、ライバルに差を付ける事が出来るのです。
家の中でも出来る練習もあるので、暇を見つけてはハンドリング力を強化しましょう。
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