【バスケ】スリーメン(三線速攻)の練習方法から注意点

チーム練習
B-MAN
B-MAN

この記事で分かること

スリーメンとは、どんな練習法

スリーメンの動き方

スリーメンの注意点について

スリーメンの応用(クリスクロス)とは

スリーメン(三線速攻)とは

スリーメンは、バスケにおけるファーストブレイク(速攻)の練習方法の一つになります。

コートの両サイドライン沿いに2人、中央に1人の計3人でランニングパスを行いながら、レイアップシュートを決め、1往復をして戻ってくる練習です。

ファーストブレイクを想定した実戦的な練習ですが、体力トレーニングの一環いっかんとしても取り入れられ、アジリティトレーニングスキルアップの両側面をもつ効率的な練習方法になります。

B助
B助

僕、走るメニューは、キツくて苦手だなー

B-MAN
B-MAN

スリーメンは確かに厳しい練習だ!

しかし、脚力を鍛える効果だけでなく、ファーストブレイクにおける技術やチームワークも練習から養う事が出来る、効率の良い練習法なんだ!

練習手順

初めに赤Bから赤Aに対し、パスをします。

赤Cはボールを見ずにゴールへ全速力で走り、赤A赤Bのへパスを戻します。

最後に赤Bから赤Cの選手へパスをし、レイアップを決めます。

もう片道も同じ様にパスを回して戻ります。

セット数と人数

【ミニバス〜中学生】
適正セット数:7分×2set

【高校生〜】
適正セット数:10分×2set〜3set

【人数】
15名〜20名

時間設定は短過ぎても体力の向上は望めず、長過ぎても疲労により後半がダラけてしまいます。

人数も同じく、多過ぎると休む時間が長くなってしまう為、適正人数を設定しましょう。

間の休憩は、5分程で設定しましょう。

YouTube
作成した動画を友だち、家族、世界中の人たちと共有

スリーメンを行う上での注意点

スリーメンを行う上で選手個人だけでなく、チーム全体で気を付けなければならない事があります。

① エンドラインを踏む事の意識

コートの往復を行う時、必ず全員がエンドラインを踏む事を意識しましょう

スリーメンは体力トレーニングとしても機能するので、ラインを踏まない行為はサボりになってしまいます。

② ドリブルは使わない

最高速度のファーストブレイクを想定すると、ドリブルは無駄むだな行為の一つになってしまいます。

最短でのレイアップシュートを狙いましょう。

③ 声掛けの意識

スリーメンはチーム練習である事を理解しましょう。

仲間達とお互いに声を掛け合い、練習から良い雰囲気が作れると練習の質が大きく変わります。

コート外からも声を出して、仲間を鼓舞こぶしましょう。

④ チームでのルール作り

チームバランスに合わせて、ルール作りをしましょう。

(例
・シュートを外してしまったら、もう一往復
・ラインが踏めていなかったら、もう一往復
・1set以内に◯◯本をチームで決められなかった場合、+1set

上記の様にチームのレベルに応じて、約束事を決め、最低限のプレッシャーの中で練習を行う事ができれば、練習のマンネリ化を防ぐ事も出来ます。

クリスクロスの応用

クリスクロスとは、スリーメンに動きの変化を加え、より実践的にファーストブレイクの練習を行います。

赤Bから赤Cへパスを出し、赤B赤Cの間でクロスして入れ替わる様に動きます。

次に赤Cから赤Aへパスを出して、同じくクロスする様に入れ替わります。

最後に赤Aから赤Bに対してパスをし、レイアップを決めます。

片道も同じ手順で、1往復して戻ってきます。

B-MAN
B-MAN

クリスクロスも練習から取り入れ、より実戦的な練習に挑戦してみよう!

まとめ

スリーメンは、アジリティ及びスキルアップの面から見ても、練習効率が非常によく、昔から多くのチームで取り入れられている練習方法になります。

より質の高い練習を行う為には、チーム全体での約束事と良い雰囲気ふんいきを作る事が大切になる事を理解しましょう。

コメント

  1. […] ※スリーメンの練習法についてはこちら […]