この記事で分かること!
・エアボールとは何か
・エアボールが起こる理由
① シュート練習が足りていない
② 手が滑ってしまう
③ ディフェンスに阻まれる
・エアボールによるデメリット
・ショットクロックがリセットされない
・フリースローによるバイオレーション
・エアボールをしない為には?
・正しいシュートフォームの確認
・ボールハンドリングの強化
エアボールとは
バスケにおいて、シュートしたボールがリングやバックボードに触れず、外してしまう事を「エアボール」と呼びます。
主に、セットシュートやジャンプシュートといった、ゴールまで距離が離れているシュートシーンで多く見られるのです。
一本一本が大切になる試合では、エアボールが起こってしまう事で、チームの緊張の糸が途切れてしまう事も考えられます。
また、その他にも、エアボールが引き起こす様々なデメリットがある事を理解しなければなりません。
今回は、エアボールのデメリットと注意点について解説していきます。
シュートしたボールがゴールに当たらない、、、
エアボールをしてしまう事は誰でもあるが、それに伴うデメリットも考えられるんだ!
エアボールが起こる理由
エアボールが起きる理由には、どの様な事が考えられるのでしょうか。
一つずつ原因を確認していきましょう。
① シュート練習が足りていない
エアボールが起こる1番の要因は、普段のシュート練習の量が足りていない事が考えられます。
単純に、初心者と経験者を比較した時、シュート精度が下がるは初心者です。
多くのシュート練習を積んでいる経験者の方がシュート精度は上がり、エアボールをする数は減るのです。
② 手が滑ってしまう
ボールが手汗で滑ってしまう事など、バスケを長くやっている経験者でもエアボールは起こります。
それは、NBAやBリーグで活躍するプロバスケ選手も例外ではありません。
どんなスター選手でもミスは必ず起きうる事なのです。
③ ディフェンスに阻まれる
ディフェンスからの妨害によって、エアボールが起こる事も多くあります。
ブロックを避ける為に、本来のシュートフォームを崩してしまう場面などが考えられます。
エアボールによるデメリット
エアボールが起こる事で、どの様なデメリットが考えられるか見ていきましょう。
ショットクロックがリセットされない
バスケのルールでは、オフェンス側が24秒以内にシュートを打たなければいけない決まりがあります。
リングにボールが当たりオフェンスリバウンドを確保する事で、再び余裕を持って(14秒にリセット)攻撃を組み立て直す事が可能になるからです。
しかし、放たれたシュートがエアボールした場合、例えオフェンスリバウンドを拾えたとしても、ショットクロックがリセットされません。
エアボールは、オフェンスのセカンドチャンスを潰してしまう事も考えられるでしょう。
フリースローによるバイオレーション
また、フリースローのシュチュエーションで、最後の1本を投じたボールがエアボールになった場合、「バイオレーション」になります。
その場合は、相手チームへと攻撃権が移りスローインから再開します。
フリースローによるエアボールでも同じく、リバウンドからのセカンドチャンスを失ってしまう為、シュートを狙う上でリングには当ておきたい所でしょう。
エアボールをしない為には?
エアボールをしない為には、普段からどの様な練習を行えば良いのでしょうか。
正しいシュートフォームの確認
先ず、自分が正しいシュートフォームで打てているかを確認しましょう。
エアボールを頻繁にしてしまう人は、もしかしたら正しくフォームでシュートが放てていない可能性が考えられます。
100本打って100本シュートを決める事は難しいかも知れませんが、100本打っても変わらないシュートフォームを身に付けられる様に練習しましょう。
ボールハンドリングの強化
自分の思い通りにボールをコントロールする為、常日頃から反復したハンドリング練習を行いましょう。
ハンドリング練習とは、ただボールに触れているだけでなく、回す動作や叩く動作を交えた基礎練習です。
初心者が試合でエアボールを減らす為には、シュート練習だけでなく、シュートを放つ迄の過程が重要になります。
シュートを狙う以前の基礎的な、ドリブルやレシーブもスムーズに行える必要があるのです。
ハンドリングの強化を行い、ボール感覚を養う事でスキル全体の底上げが期待出来るのです。
どんな選手でもエアボールは起こる!
大切になるのは、ミスを恐れない為に練習を繰り返す事だぞ!
さいごに
いかがでしたでしょうか。
エアボールを減らす事は出来ても、無くす事は不可能です。
冒頭でも述べた様に、どれ程の上級者でも、エアボールは起こりうる事だからです。
しかし、最も大切になる事は、「エアボールをしてしまうかも?」という弱気ではなく、「シュートを成功させる!」強い意志で放つ事に意味があります。
ミスを恐れずにシュートを狙い続けましょう。
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