![](https://basketball-terminal.com/wp-content/uploads/2023/03/エレベータースクリーン-1024x614.png)
![](https://basketball-terminal.com/wp-content/uploads/2023/01/星評価正.png)
![B-MAN](https://basketball-terminal.com/wp-content/uploads/2022/09/B-MAN(最新)-1.jpg)
この記事で分かること!
・エレベータースクリーンとは何か
・エレベータースクリーンとは
・シューターを活かした連携が強み
・エレベータースクリーンの応用
エレベータースクリーンとは
![](https://basketball-terminal.com/wp-content/uploads/2023/03/23295133_s.jpg)
アウトサイドシュートが得意なシューターを活かす為に、2人の選手がスクリーンを使ってノーマークを作る戦術を「エレベータースクリーン」と呼びます。
選手の動きが、エレベーター(昇降機)の様に、スクリーンが作られる事から名前が付けられています。
勝負所でスリーポイントシュートを決めたい場面だけでなく、攻撃のエントリー(入り口)としても、効果的なフォーメーションとなるのです。
今回は、エレベータースクリーンの基本動作と強みについて解説していきます。
![B助](https://basketball-terminal.com/wp-content/uploads/2022/09/B助.jpg)
ここぞと言う時に、3点が欲しい状況で活用されるフォーメーションだね!
![B-MAN](https://basketball-terminal.com/wp-content/uploads/2022/09/B-MAN(最新)-1.jpg)
チームに強力なシューターがいる場合に効果的なんだ!
エレベータースクリーンの基本動作
エレベータースクリーンの初期配置は、ハイポストにインサイドの選手を1人配置して、周りの選手がアウトサイドへ広がった状態から始まります。
![](https://basketball-terminal.com/wp-content/uploads/2023/03/EV初期配置-1024x768.png)
エレベータースクリーンの基本動作について確認していきましょう。
![](https://basketball-terminal.com/wp-content/uploads/2023/03/1EV-1024x768.png)
① ボールマンである青1は、ハイポストの青4へパスを捌き、コーナーへカッティングを行います。
![](https://basketball-terminal.com/wp-content/uploads/2023/03/2EV-1024x768.png)
② 青5は、空いたハイポストのエルボーでポジションを作り、シューターである青2は、ゴール真下までディフェンスを引き付けます。
![](https://basketball-terminal.com/wp-content/uploads/2023/03/3EV-1024x768.png)
③ 青1は45度の位置まで上がり、青4からパスを受けます。
![](https://basketball-terminal.com/wp-content/uploads/2023/03/4EV-1024x768.png)
④ 青4と青5は、ハイポストでダウンスクリーンを構え、青2がスクリーンの間をすり抜けトップへパスを受けます。
![](https://basketball-terminal.com/wp-content/uploads/2023/03/5EV-1024x768.png)
⑤ 青2が通り抜けた瞬間に素早く、青4と青5が肩を寄せ合い、青2のディフェンスの進行を遮るのです。
シューターを活かした連携が強み
![](https://basketball-terminal.com/wp-content/uploads/2022/06/35370_s.jpg)
エレベータースクリーンの強みは、シューターを活かした連携です。
チーム内にシュートレンジの広い選手が複数人いる事で、よりバリエーションの豊かな動きが可能になるでしょう。
また、チーム全体の脚が止まり、動きが停滞した時に攻撃の入り口(エントリー)としての役割もあるのです。
エレベータースクリーンの応用
2つのスクリーンを活用するこのフォーメーションは、インサイドにスペースが作られる可能性も高まります。
![](https://basketball-terminal.com/wp-content/uploads/2023/03/EV応用1-1024x768.png)
① 青2のシュートを警戒する故に、ディフェンスに偏りが生まれ、インサイドに広いスペースが作られる場合があります。
![](https://basketball-terminal.com/wp-content/uploads/2023/03/EV応用2-1024x768.png)
② ハイポストの選手は、空いたスペースへカッティングを行い、ゴール近くからシュートを狙えるのです。
![B-MAN](https://basketball-terminal.com/wp-content/uploads/2022/09/B-MAN(最新)-1.jpg)
ディフェンスが、スリーポイントを警戒したら中にスペースが生まれるぞ!
さいごに
いかがでしたでしょうか。
エレベータースクリーンは、エンドスローやサイドスローから始まるスローインからの戦術と組み合わせて使われる場面も多くあります。
3点が欲しい、ここぞと言う状況でフォーメーションを成功させる事で、チームに大きな流れを作る事が出来るでしょう。
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