この記事で分かること！
・1-2-2ゾーンプレス（ワンツーツー）とは
・1-2-2ゾーンプレスの配置
・1-2-2ゾーンプレスの動き方
・1-2-2ゾーンプレスのメリット
・1-2-2ゾーンプレスの注意点
1-2-2ゾーンプレス（ワンツーツー）とは
オフェンスのボール運びを邪魔する為、コート前方からトラップ（ダブルチーム）を仕掛けるディフェンス戦術が「1-2-2ゾーンプレス」になります。
前方から1-2-2の順番でディフェンスを配置して相手のファンブルや”8秒バイオレーション”を誘う意図があるのです。
今回は、1-2-2ゾーンプレスの基本と守り方について解説していきます。
相手のドリブルによるボール運びをトラップするディフェンスだね！
ファンブルや8秒バイオレーションを誘う攻めのディフェンスだ！
1-2-2ゾーンプレスの配置
1-2-2ゾーンプレスは、コートの4分の3を使ったスリークォーターの位置から仕掛けます。
攻守が切り替わった瞬間、ディフェンスは素早く上記の配置で守ります。
前方に機動力の高いPG〜SFを配置し、後方にはPFやCといった長身選手を置いて陣形を作るのです。
1-2-2ゾーンプレスの動き方
1-2-2ゾーンプレスの動き方について見ていきましょう。
① 先ず相手のスローインではディフェンスは仕掛けず、ハンズアップをしてプレッシャーをかけます。
② オフェンスがドリブルでボール運びをしてきた瞬間を見計らい、青1と青3がトラップでサイドラインへと追い詰めるのです。
③ この時、周りのディフェンスは浮いたパスを定めてスティールを狙いましょう。
1-2-2ゾーンプレスのメリット
1-2-2ゾーンプレスのメリットは、ハーフコートディフェンスへの切り替えが行いやすい点にあります。
仮にフロントコートにボールが運ばれてしまった場合でも配置を大きく変えず、そのままゾーンディフェンスを展開出来るのです。
プレスディフェンスから狙われやすい「アウトナンバー」による失点も防げるでしょう。
1-2-2ゾーンプレスの注意点
1-2-2ゾーンプレスの弱点は、中央にスペースが作られている事にあります。
オフェンスが中央にフラッシュしてきた場合、守りが困難になり簡単にボール運びを許してしまうのです。
中央にパスを通させない様に、ディフェンス同士が連携しながら守る必要があるでしょう。
攻撃的なディフェンスになる分、リスクも想定しておかなければならないぞ！
さいごに
いかがでしたでしょうか。
1-2-2ゾーンプレスは、攻撃的なディフェンスシステムの反面でハーフコートディフェンスにも素早く適応出来る強みがあります。
一度ディフェンスに捕まれば相手オフェンスは大きくリズムを崩し、ミスの連発を誘発出来る事でしょう。
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