この記事で分かること!
・フォロースルーとは何か
・正しいフォロースルーを作るコツについて
① 2本の指に意識を集中させる
② 手首を90度に返す
③ 腕が真っ直ぐ伸びている
・フォロースルーを残す理由
① 綺麗なシュートフォームを手に入れられる
② シュート確率を安定させられる
フォロースルーとは
シュートを放ち、ボールが手放された後もフォームを維持して残す事を「フォロースルー」と言います。
フォロースルー(Follow Through)には、「最後まで」や「徹底的に」といった意味が含まれています。
シュートを打ったら終わりではなく、ボールが離れた後も、しっかり手首を返してリングに腕を残す事で、常に安定したシュートリリースが出来る様になるのです。
今回は、バスケにおけるフォロースルーについて解説していきます。
シュートは、ボールが手放されて終わりじゃないの?
ボールが離れた後も、フォームを残すフォロースルーの意識を意識する事で、様々なメリットがあるんだぞ!
正しいフォロースルーを作るコツ
フォロースルーは、シュートスキルの中でも「ジャンプシュート」や「セットシュート」のフォームで特に必要になる概念です。
その上で、正しいフォロースルーを残す為に、3つのポイントについて解説していきます。
① 2本の指に意識を集中させる
シュートをリリースする瞬間、「人差し指」と「中指」を使い、ボールに引っ掛ける様に放ちましょう。
指先の感覚が分かる事で力任せにボールを飛ばすのではなく、効率的にボールに力を伝える事が可能になります。
② 手首を90度に返す
リリースの瞬間は、手首をしっかりと返して放つ事を心掛けましょう。
シュートを打ち終わった後、手首が90度に曲げられている事を確認し、リング方向へ指先が真っ直ぐに繋がるイメージを作ります。
①(指先)と②(手首)の意識を行う事で、ボールに綺麗なバックスピンが加えられ、ゴールへ真っ直ぐボールが飛んで行きます。
③ 腕が真っ直ぐ伸びている
シュートを放った後は、ボールがリングに通過するまで、真っ直ぐ腕を伸ばしてフォーム固定させます。
仮に、肘が曲がっていると、適切にボールに力が込められずに、飛距離が伸ばせなくなるので注意しましょう。
フォロースルーを残す理由
シュートを放った後、フォロースルーを残す事で、大きく2つのメリットが考えられます。
① 綺麗なシュートフォームを手に入れられる
フォロースルーを意識する事で、綺麗なフォームを作る事が出来ます。
「綺麗」の基準の一つとして、何本打っても変わらないフォームで放てる事が含まれます。
トップレベルの選手達は、都度フォームが乱れない為に、シューティングを日々繰り返して作り込んでいるのです。
・手首が正確に曲げられているか?
・肘は真っ直ぐに伸びているか?
フォロースルーを意識する事で、1本1本正しいシュートフォームで打てているのか確認が出来るのです。
② シュート確率を安定させられる
フォロースルーを意識する事で、シュート確率の向上が出来ます。
安定したフォーム = 安定したシュート率
「シュートは水物」と呼ばれ、試合の中で常に高い確率で決める事は難しいと言えます。
しかし、フォロースルーを意識してフォームを固定する事で、シュートの安定性も高められるのです。
安定したフォームを作って、安定したシュート率を作ろう!
さいごに
いかがでしたでしょうか。
試合の中で決定率の高いシューターは、フォロースルーを意識して、安定したシュートを放てています。
シュートを打った後、毎回違う姿勢に変わってしまう選手は、フォロースルーが作れていない可能性があるので注意しましょう。
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