【バスケ】パワーフォワード(PF)の役割と必要スキル

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B-MAN
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この記事で分かること

パワーフォワードとは何か

パワーフォワードの役割とは

パワーフォワードに必要な能力(スキル)について

代表的なパワーフォワードプレーヤーとは

パワーフォワードとは

バスケットボールのポジションの一つに「パワーフォワード」があります。

ゴール付近でのシュートやリバウンドなど、インサイドを中心としたプレーを行うポジションです。

チームによって、その役割は異なりますが、基本的には、リバウンドやスクリーンを中心に動く為、他のポジションと比べると地味な役割を任せられるイメージが多くなります。

しかし、目立たないポジションであっても、地道な仕事をコツコツと堅実に行うパワーフォワード程、恐ろしい選手はいないと言えるでしょう。

パワーフォワードの呼び方は、「PF」や「4番」とも呼ばれます。

・ポイントガード(1番、PG)
・シューティングガード(2番、SG)
・スモールフォワード(3番、SF)
・パワーフォワード(4番、PF)←これ
・センター(5番、C)

今回は、バスケのポジション、パワーフォワードについて詳しく解説していきます。

B助
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チームのリバウンダーとして活躍するポジションだね!

B-MAN
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リバウンド力、そしてチームメイトを生かすスクリーナーとして、無くてはならないポジションだ!

パワーフォワードの役割

ここでは、パワーフォワードの基本的な役割を確認しましょう。

① リバウンド
② スクリーナー
③ ハイポストプレー

リバウンド

パワーフォワードの一番の仕事は、攻守こうしゅに渡る「リバウンドです。

シュートが外れたボールをキャッチするリバウンドは、一見目立たないプレーに見えますが、試合の勝敗を左右する上で、重要な仕事と言えます。

ディフェンス時の相手へのスクリーンアウトやオフェンスリバウンドへ積極的に参加をする事で、相手チームの攻撃回数を減らしつつ、自チームの攻撃回数を増やす事が出来るのです。

※リバウンドについて詳しくはこちら

スクリーナー

パワーフォワードは、仲間のプレーを引き立てる壁役として、「スクリーナー」の役割もあります。

個人技がいくらけていても、チーム競技では限界があります。

例えば、スターティングメンバーの5人全員が個人技が高いだけのチームだと、意外に試合に勝てないケースが多いのです。

それは、シュートを打てる選手は、どの場面においても必ず一人だけだからです。

個々が持っているスキルを最大限に引き伸ばすスクリーナーとして、また、地道な囮役おとりやくが出来るプレーヤーがいると、チームの勝利に大きく貢献出来るのです。

ハイポストプレー

パワーフォワードは、ミドルレンジからのオフェンスが多くなります。

その為、インサイドとアウトサイドの連携を行う中間地点である「ハイポストプレー」は、必須の役割になるのです。

・自分自身の1対1
・センターとのハイロー
・アウトサイドへのキックアウト

オフェンスの中心位置になる為、四方からディフェンスの手が伸びて来るので、広い視野を持ち、冷静な対応が求められるでしょう。

【バスケ】パワーフォワード(PF)の役割を解説! 1分で分かるバスケの役割! #shorts #バスケ #バスケ上達
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パワーフォワードに必要な能力(スキル)

パワーフォワードに向いている性格や適正につパワーフォワードのポジションには、どの様なスキルが求められるか、確認していきましょう。

① 跳躍力(ジャンプ力)
② 身体の強さ(フィジカル)
③ 堅実性
④ 職人気質
⑤アウトサイドプレー

① 跳躍力(ジャンプ力)

パワーフォワードのポジションは、攻守共に、リバウンドなどの空中戦が多くなる為、「跳躍力」が高い選手程、優位に働きます。

身長が高い事がベストではありますが、身長は、持って生まれた才能の一つです。

しかし、跳躍力は必ずしも才能という言葉だけでは片付けられません。

日々のトレーニングを繰り返す事で、大きくは変わらずとも、少しずつ伸ばせる能力の一つなのです。

※ジャンプ力(跳躍力)を高めるトレーニング方法はコチラ

② 身体の強さ(フィジカル)

いくら高さがあっても、ゴール下を主戦場とするパワーフォワードは、「フィジカルの強さ」も重要になります。

リバウンド争いで、相手に押し負けない強い肉体作りも大切です。

※ウェイトトレーニングの方法について詳しくはコチラ

③ 堅実性

パワーフォワードは、自ら1on1を仕掛けて、シュートを狙うというよりも、味方のアシストパスを利用して、ノーマークの状況でシュートを打つ事が多くなります。

ノーマークのシュートを100%の確率で決め切れる安定感とミスが少ない堅実的な精神面が必要です。

④ 職人気質

チームカラーによって、パワーフォワードのポジションに得点能力をえるチームもありますが、多くの場合は目立たない裏方うらかたとして活躍する選手が多くなるでしょう。

自分の役割を理解し、地道に仕事を全うする職人気質の選手がこのポジションに適します。

⑤アウトサイドプレー

昨今のパワーフォワードは、インサイドのみならず、アウトサイドで活躍するプレーヤーも多くなりました。

特に、身長の高い選手がアウトサイドに広がりプレーを行う「ストレッチ4」は、強力な戦術の一つです。

ゴール下のリバウンドやスクリーナーとしての役割だけでなく、スリーポイントシュートやドライブといった、アウトサイドプレーも行えるパワーフォワードが、最終的な理想と言えるでしょう。

※ストレッチ4について詳しくはコチラ

代表的なパワーフォワードプレーヤー

世界最高峰のバスケリーグ「NBA」で活躍してきた代表的なパワーフォワードプレーヤーを見ていきましょう。

① デニス・ロッドマン
② ケビン・ガーネット
③ ダーク・ノヴィツキー
④ ケビン・ラブ

① デニス・ロッドマン

マイケル・ジョーダン、スコッティ・ピッペンと並び、シカゴ・ブルズの黄金期を支えた立役者の1人がNBA屈指のリバウンド王「デニス・ロッドマン」です。

リバウンドやルーズボールといった、ボールに対する執着心で、低い得点能力を補うプレーでチームを救ってきたプレーヤーでもあります。

② ケビン・ガーネット

ミネソタ・ティンバーウルブズで、攻守に渡り活躍した選手が「ケビン・ガーネット」です。

パワーフォワードだけでなく、センターやスモールフォワードと、211cmの体格からは、想像できない幅広いプレースタイルが魅力的な選手です。

③ ダーク・ノヴィツキー

約20年の間、ダラス・マーベリックスで活躍してきたドイツ人プレーヤーが「ダーク・ノヴィツキー」です。

長身選手の中でも抜群のシュート力で、チームの得点源として素晴らしい成績を残してきました。

④ ケビン・ラブ

センターからフォワードまで、幅広いポジションとプレースタイルで、ストレッチ4をこなすプレーヤーが「ケビン・ラブ」です。

パワーフォワードでありながら、他のNBAシューターよりも高い確率で、スリーポイントを決められる選手でもあります。

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地味な役割が多いパワーフォワードは、チームに必須だ!

さいごに

パワーフォワードの一番の仕事は、リバウンドです。

また、自分の周りに得点能力がある選手がいる場合、それを最大限に活かす事もパワーフォワードの役割と言えるでしょう。

更にそこから、自身が得点を取れる能力をそなえる事で、理想のパワーフォワードの姿になります。

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