この記事で分かること！
・リバウンドとは何か
・リバウンド練習のポイントとは
・リバウンドの練習方法について
リバウンドとは
シュートが外れたボールをキャッチする動作を「リバウンド」と言います。
リバウンドは、試合の勝敗を左右する上で大きな役割を持ちます。
ディフェンスリバウンドは、相手のセカンドチャンスを防ぐ事ができ、逆にオフェンスリバウンドを支配する事が出来れば、何度でも攻撃権を得る事が出来ます。
今回は、リバウンドスキルを向上させる為にオススメの練習方法について解説致します。
リバウンドの重要性は前にも話したよね！
では、そのリバウンド力を向上させる為に、どの様な練習を行うべきなのかを教えていくぞ！
リバウンド練習のポイント
リバウンドでポイントになるのは、下記3つです。
いきなり全ての工程を練習すると難易度が高くなってしまいます。
しかし、①〜③までを段階を踏んで練習する事により、一つ一つの動きを意識しながらリバウンド力の向上に繋げられるでしょう。
リバウンドの練習方法
①、②、③の工程を一つづつ分けた練習方法を紹介します。
① ボールキャッチング
キャッチングに特化した練習になります。
=練習手順=
1、ボールを自分の頭より上へ高く上げます。
2、ジャンプはせずに、落ちて来たボールをワンハンドでキャッチを行います。
【内容】
ワンハンド（片手）キャッチを左右交互に行う事で、リバウンドキャッチの感覚を養う事が出来ます。
ジャンプは行いませんが、キャッチした後にディフェンスにボールを取られない為、パワーポジションの構えを癖付けましょう。
片手からもう片方の手でボールをホールドする時に、「バチン」と大きな音が出る様にすると自然と体に力が入り、パワーポジションを作る事が出来ます。
【セット数】
ワンハンドキャッチを左右交互に計20回を目安に実施。
■ポイント
・「バチン」と音を立てて強くキャッチする
・キャッチ後にパワーポジションを直ぐに作る
② ジャンプのタイミング
バックボードにボールをぶつけ、跳ね返って来たボールをジャンプしてキャッチをする練習です。
=練習手順=
1、ハイポスト付近からバックボードにボールを投げてぶつけます。
2、勢いを付けて、両足で踏み切りジャンプを行います。
3、最高到達点でボールをキャッチし、着地後、シュートを放ちます。
【内容】
ジャンプを取り入れる事により、落ちてくるボールに対してタイミングを合わせなければなりません。
初めはボスハンド（両手）キャッチでタイミングを合わせる練習を行い、慣れて来たらワンハンドでキャッチを行うと良いでしょう。
【セット数】
右からを10回、左からを10回の計20回を目安。
■ポイント
・踏み切りのジャンプは右からも左からも出来る様にしましょう。
・最高到達点でキャッチが出来る様になりましょう。
③ スクリーンアウト
より実戦を意識し、複数人で行われる練習になります
=練習手順=
パッサー1人、シューター1人、ディフェンス1人、オフェンス1人の計4人で行います。
1、パス役の赤1がシュート役の赤2にパスを出します。
2、赤2は45度からシュートを放ち、青DFはスクリーンアウト、赤OFはそのスクリーンアウトを外して、リバウンド争いを行います。
※リバウンド後に赤1にボールを戻し、1、2の動作を繰り返します。
【内容】
オフェンスとディフェンス共に実戦的なリバウンドの練習になります。
オフェンスとディフェンスは、交互に入れ替わりましょう。
【セット数】
オフェンスとディフェンスを5回づつを目安に実施。
※左右どちらとも実施しましょう。
■ポイント
・ディフェンスはスクリーンアウトの意識
・オフェンスはスクリーンアウトを外す事を意識
さいごに
リバウンドは「経験値」に勝るものはありません。
リングの跳ね返り方やタイミング、ポジション争い等、やるべき事が沢山あります。
実戦だけでなく、練習においてもリバウンドの練習を繰り返す事は大切です。
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