この記事で分かること!
・スリーポイントシュートとは
・スリーポイントシュートの打ち方
① ボディバランスを意識する
② 肩の力を抜く
③ 手首のスナップをかける
④ ボールに回転を加える
⑤ フォロースルーを残す
・シュートの飛距離を伸ばす際の注意と方法
・スリーポイントシュートの練習方法
・スリーポイントシュートを練習する上でのコツ
スリーポイントシュートとは
スリーポイントラインよりも外側から放たれるシュートを「スリーポイントシュート」と言います。
スリーポイントラインからゴール迄の距離は、6.75mとなっており、遠い距離から狙う分、確率は下がってしまいます。
しかし、成功した時には、基本的なツーポイント(2点)のシュートから1.5倍の「3点」を得ることが出来るメリットがあります。
今回は、スリーポイントシュートの狙い方から成功率を高める練習方法について解説していきます。
スリーポイントシュートをバンバン決めてみたい!
遠い距離からのシュートは、自分のシュートフォームをしっかり固めて物にする必要があるんだぞ!
スリーポイントシュートの打ち方
スリーポイントシュートは、「ジャンプシュート」のフォームから放たれます。
スリーポイントシュートを狙う上でのコツについて確認していきましょう。
① ボディバランスを意識する
身体の軸がブレてしまうと、安定してシュートを放てません。
スリーポイントの確率を上げるには、高く、真っ直ぐ上に跳躍できる事が重要になるのです。
② 肩の力を抜く
スリーポイントシュートは、肩の力を抜いてボールをリリースしましょう。
初心者の人がボールを遠くへ飛ばすことを考えると、無意識に肩に力が入ってしまうはずです。
肩に力を入れると可動域が狭まってしまい、返ってボールの飛距離を縮めてしまうので、リラックスして放ちましょう。
③ 手首のスナップをかける
ボールをリリースする瞬間、ボールを弾く様に、手首のスナップを効かせてシュートをしましょう。
手首の返しを素早く行うことで、シュートの飛距離は勿論、安定してボールを飛ばす事が出来ます。
④ ボールに回転を加える
シュートしたボールに、綺麗な回転を加え、「真っ直ぐ」と「バックスピン」を掛ける事が大切になります。
ボールに歪な回転、若しくは、無回転である場合は、正確なシュートが出来ていないので注意をしましょう。
⑤ フォロースルーを残す
【フォロースルーとは?】
ボールを放った後もゴールに対して、シュートフォームを残しておく動作を「フォロースルー」と言います。
フォロースルーを癖付ければ、自身のシュートフォームの確認が行え、確率を高める効果が期待できます。
シュートの飛距離を伸ばす際の注意と方法
スリーポイントシュートは、ボールを遠くに飛ばす「筋力」が必要になります。
まだ、身体の成長過程である小〜中学生は、筋力が弱く、飛距離を出すのも一苦労です。
飛距離を伸ばす為の工夫として、注意点とその方法について確認していきましょう。
フォームを崩してはならない
スリーポイントは、「ジャンプシュート」のフォームで放たれるのが基本になりますが、距離に応じてシュートフォームを崩してはいけません。
例えば、ミドルレンジでは綺麗なシュートフォームで打てていても、スリーポイントシュートになると乱れてしまう場合です。
自身の理想のフォームが崩れないギリギリの距離からシューティング練習を繰り返し、一歩ずつ後ろに下がって、飛距離を伸ばしていきましょう。
ジャンピングシュートを使う
無理をしてフォームを崩してはなりませんが、どうしてもスリーポイントを狙いたい場合には、「ジャンピングシュート」を使ってみると良いでしょう。
本来、ジャンプの最高到達点で放つシュートを、最高到達点に達する前の「ジャンプモーション中」に、ボールをリリースするシュートスキルがジャンピングシュートになります。
ジャンピングシュートを使う事で、身体の反動がボールに伝わり易く、勢いを殺さずにシュートが出来るので、飛距離を伸ばす事ができます。
スリーポイントシュートの練習方法
スリーポイントシュートの成功率を高める為には、普段の「シューティング練習」が欠かせません。
1人だけで行うのではなく、複数人で取り組む事で、効率的な練習を行う事が出来ます。
【シュート練習一覧】
・2人1組のシュート練習
1人がリバウンド&パス役、1人がシュート役で2人で行う練習
・3人1組のシュート練習
1人がパス役、1人がリバウンド役、1人がシュート役の3人で行う練習
・トランジションシューティング
2人1組で、シュートを打った後に、ハーフラインまで走り、往復してシュートを行う練習
シューティング練習も複数人で行えば、より練習効率を高める事が出来るのです。
スリーポイントシュートを練習する上でのコツ
ただ、漠然とボールを放つシュート練習には意味がありません。
シューティング練習も意図を持って取り組む事が大切になります。
① フォームを固める
先ず、大前提として、自分の理想となるシュートフォームを手に入れましょう。
1.膝
2.お尻
3.腹筋
4.腕
5.手首
シュートを放つ上で使われる、各身体の部位を一つ一つ連動させる事で、効率良くボールに力を加えられるのです。
どこか一つでも、動きが滞ってしまえば、スムーズに力を伝えることは出来ないでしょう。
先ずは、基本となるシュートの姿勢をチェックして、シューティング練習に取り組みましょう。
② シュート確率を測る
自身のシュート力を「数値化」していきましょう。
1日のシューティング本数が100本とするのなら、100本中何本入ったのかを測るのです。
具体的な数字を目にすれば、客観的に自分のシュート力を測る事ができ、また、日々の成長過程を追うことが出来ます。
③ 実践を想定して放つ
定位置に止まって放つシューティングだけでは、実践的でありません。
動きの中でシューティングを行う事で、試合を想定してシュート力を伸ばす事が出来ます。
2人1組のシュート練習でも、パッサーが左右へボールを振る事で、動きをつけたシュートを放つことが出来ます。
シューティング練習は常に実践を想定して行うことが大切になるんだぞ!
さいごに
いかがでしたでしょうか。
スリーポイントシュートは、先ずフォームを崩さずにリングまで届かせる事、そして、届いたとしても、成功率を高める為の練習が課題になります。
フォームも確率も共に安定させるに、練習量はもちろん必要ですが、毎日繰り返して取り組む事が重要なのです。
実践で武器になるスリーポイントシュートを身に付ける為に、普段の練習から意識して行いましょう。
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