この記事で分かること!
・ドロップステップとは何か
・ドロップステップのやり方
① 小さくジャンプ(ホップ)する
② 着地で広くスタンスを広げる
③ ドリブルをポケットに入れる
④ ディフェンスの反応を見て攻める
・ドロップステップを使うメリット
・ドライブに勢いを付けるられる
・フェイントとしての効果がある
・ポストプレーで使うドロップステップ
ドロップステップとは
ドリブル中に小さくジャンプ(ホップ)を行い、着地と同時に両足を広げて、ディフェンスを揺さぶるテクニックを「ドロップステップ」と呼びます。
ドロップ(drop)には、「落下」や「下落」と言った意味が含まれ、ホップして身体の重心を落とす動作から名前が付けられています。
主にアウトサイドプレイヤーが、外角からの1対1でディフェンスを抜き去る為に使われる技術になるのです。
今回は、ドロップステップのやり方について詳しく解説していきます。
小さくホップするのがポイントだね!
ドロップステップで、ディフェンスを揺さぶるのだ!
ドロップステップのやり方
ドロップステップの基本動作を、4つの手順に分けて確認していきましょう。
① 小さくジャンプ(ホップ)する
先ずは、ドリブルを行いながら、小さい跳躍を行います。
決して高い跳躍が必要になる訳ではなく、両足を広げる為にホップする程度の動きで充分です。
② 着地で広くスタンスを広げる
ホップと同時に、両足のスタンス(間隔)を広げて着地します。
着地の時、ドリブルを行っている方の片足を少し前に出すのがコツです。
③ ドリブルをポケットに入れる
ドリブルしているボールを腰元(ポケット)まで引き付けます。
ディフェンスからボールを奪われない為だけでなく、次への動作を素早く行う為でもあります。
④ ディフェンスの反応を見て攻める
①〜③迄の動作を素早く行い、ディフェンスの反応を見て、ドライブかシュートを選択するのです。
ドロップステップを使うメリット
ドロップステップを使うメリットについて見ていきましょう。
ドライブに勢いを付けるられる
ドロップステップの動作は、動きに「タメ」を作る特徴があります。
一定の動作の中にタメが作られる事で、動きに「緩急」が生まれ、勢いを付けたドライブが可能になるのです。
また、広くスタンスを広げる動作は、パワーポジションが作られます。
次への動作を素早く移行出来るメリットも、ドロップステップの技術には考えられるのです。
フェイントとしての効果がある
ドロップステップは、フェイントとしての効果があり、ディフェンスとの駆け引きが行える利点があります。
例えば、ドロップステップを行った瞬間に、ディフェンスがドライブを警戒して、後方に下がった場合、目の前に空いた空間を活かして、シュートを狙う事が出来ます。
逆に、ディフェンスが反応をして来ない場合は、そのままドライブを行い、ゴールへと進入が出来るのです。
これらの様に、ドロップステップ使う事により、後出しジャンケンの原理で、1対1を優位に進められるのです。
ポストプレーで使うドロップステップ
今まで解説してきたドロップステップは、アウトサイドから狙う1on1スキルでした。
しかし、ドロップステップは、ゴールに背を向けた状態である、ポストプレーの場面で使われるテクニックでもあるのです。
ドリブルのつき終わり、若しくは、パスを受けたと同時にホップして、片方の脚をゴール方向へ落とします。
別名で、「縦足」とも呼ばれるインサイドムーブの技術になり、これもドロップステップの一種になるのです。
ゴール付近で戦うセンタープレイヤーには、必須となる技術と言えるでしょう。
インサイドで使われるドロップステップは、センターポジションの選手に必須の技術だ!
さいごに
いかがでしたでしょうか。
ドロップステップを会得する事で、ドリブルに緩急を持たせられ、ドライブがやり易くなる事が分かった筈です。
ボールを長く持つ、ポイントガードのポジションは、より極めたいテクニックです。
また、ドロップステップには、ポストプレーで使われる技術でもあるので、混同しない様に覚えましょう。
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