この記事で分かること!
・ミートシュート練習とは
・ミートシュート練習のやり方
・ミートシュート練習の種類
① ミドルシュート
② ゴール下シュート
③ スリーポイントシュート
・ミートシュート練習のポイント
① ミート
② もらい足
③ 掛け声(カウントの声)
ミートシュート練習とは
2箇所に列を作って対面で向き合い、ミート(ボールを受けに動く事)からシュートを放つ練習が「ミートシュート練習」になります。。
普段のチーム練習から試合前のウォーミングアップとして取り入れられ、多くのチームで導入されているシュート練習になるのです。
「meet(会う)」には、ボールを貰いに動いてパスを受ける事を言い、動きの中からシュートが放たれる実践的な練習手法と言えるでしょう。
今回は、ミートシュート練習のやり方について詳しく解説していきます。
ボールをキャッチしてからシュートを打つまでの一連の動作を練習できるんだね!
ミートシュートは、シュート練習であるのと同時にチーム練習でもあることを理解しよう!
ミートシュート練習のやり方
① 2箇所に分かれ、先頭以外の選手がボールを持って列を作ります。
② 先頭の選手(青1)が対面の選手(青2)にミートを行い、キャッチと共にジャンプシュートを放つのです。
③ パスを出した選手(青2)は、同じ様にミートからジャンプシュートを放ち、各選手が動作を繰り返し行うのです。
【セット数】
全体で計20〜50本inを目安に取り組みましょう。
ミートシュート練習の種類
ミートシュートは、「位置」と「角度」を変える事で、練習のバリエーションを増やす事が出来ます。
① ミドルシュート
代表的なシュートレンジは、フリースローラインを目安にミドルシュートを放つ練習です。
左右のエルボーの位置でパスを受け、ジャンプシュートを狙うのです。
また、左右45度の位置に角度を変えて、ミートシュートを行ってみても良いでしょう。
② ゴール下シュート
ローポストの位置まで列を下げ、ミートからゴール下シュートを繰り返す練習です。
ミートに対して、手渡しパス(ハンドオフ)でボールを送り、シュートを放ちましょう。
③ スリーポイントシュート
スリーポイントラインより外に下がり、ロングシュートの練習を行います。
ゴールにシュートが届かない選手は、ゴールとの距離を詰めて取り組みましょう。
ミートシュート練習のポイント
ミートシュートは、パスからシュート練習が行える貴重な対人練習です。
要点をしっかり掴んで練習に取り組みましょう。
① ミート
パッサーからポールを迎え入れる「ミート」の動きをはっきりと行いましょう。
実践では、止まった状態からボールを受ける事がないので、常に動きの中からパスを受ける意識が大切になるのです。
素早いミートからジャンプシュートを心掛けましょう。
② もらい足
「もらい足」は、ボールをキャッチした時の足運びを指します。
ミートから着地をしっかり行わなければ、安定したリズムからシュートが狙えなくなってしまうのです。
空中でボールをキャッチし、「ジャンプストップ(両足着地)」か「ストライドストップ(片足ずつ着地)」の踏み込みを強調してシュートが放てる様になりましょう。
③ 掛け声(カウントの声)
ミートシュートは、仲間達と取り組むチーム練習です。
スキルの向上を目指すと共に、掛け声を出して、雰囲気を良く練習の質を高める事も大切になるのです。
パスボイスとキャッチボイスを必ず発声し、入った本数を全員で声を出して数えましょう。
要点を抑えた上で練習に取り組もう!
さいごに
いかがでしたでしょうか。
ミートシュート練習は、確率よりもボールを受け取る迄の動作が重要です。
ミート→もらい足→シュートと、一つ一つの動作を丁寧に確認しながらシュート力の向上を図りましょう。
コメント