本来の役割を入れ替えてボールスクリーンを展開する戦術を「インバートスクリーン」と呼びます。 主に、外角にいるボールマンに対してスクリーンを作る"ピック&ロール"の応用として使われるのです。 今回は、インバートスクリーンの動き方と狙いについて解説していきます。

フルコート前方から2人、2人、1人の順番で配置して守る戦術を「2-2-1ゾーンプレス」と呼びます。 オールコートプレスの中でも前方にディフェンスが集まっている事から、よりボールに対するプレッシャーがかけられる攻めのディフェンスになるのです。 今回は、2-2-1ゾーンプレスの基本と守り方について詳しく解説していきます。

オフェンスのボール運びを邪魔する為、コート前方からトラップ（ダブルチーム）を仕掛けるディフェンス戦術が「1-2-2ゾーンプレス」になります。 前方から1-2-2の順番でディフェンスを配置して相手のファンブルや"8秒バイオレーション"を誘う意図があるのです。 今回は、1-2-2ゾーンプレスの基本と守り方について解説していきます。

相手のシュートシュチュエーションの場面でスクリーンアウトを行わずに速攻へと抜け出す技術を「リークアウト」と呼びます。 リークアウト（leak out）には、「漏れる」や「漏洩する」といった意味があり、成功すればファーストブレイクから得点を狙えるテクニックになるのです。 今回は、リークアウトの狙い方と注意点について見ていきましょう。

オフェンスに対してダブルチームを積極的に仕掛ける戦術が「スクランブルディフェンス」です。 ボールを奪いに動く"攻めのディフェンス"になるので相手に心理的な圧力を強く与え、ミスを誘発出来ます。 今回は、スクランブルディフェンスの基本と動き方について解説していきます。

ヘルプサイドからカッティングを狙い、攻撃を左右のサイドで繰り返す戦術が「シアトルスライス」になります。 ボールサイドの選手は動かず、ヘルプサイドから攻撃を仕掛けるシアトルスライスは、単調な動きながらもチャンスを作りやすいフォーメーションになるのです。

スイッチによって生じたミスマッチを三人目のディフェンスが入れ替わって対処する方法を「スクラムスイッチ（別名:キックアウトスイッチ）」と呼びます。 スクラム（Scrum）には、「団結」といった意味が含まれ、チーム全体で不利な状況を補う戦術になるのです。