この記事で分かること!
・ホークセットとは
・ホークセットの基本配置
・ホークセットの動き方
・ホークセットの狙い
① バックスクリーンからのカッティング
② スタックオフェンスからの2対2
ホークセットとは
カッティングからポストプレーといった幅広い攻撃オプション(選択肢)が作れる戦術が「ホークセット」になります。
NBAチームの「アトランタ・ホークス」で指揮を取っていた「ヒュービー・ブラウン氏」が使っていた事で有名なオフェンスフォーメーションなのです。
今回は、ホークセットの基本と動き方について解説していきましょう。
NBAでも使われてるセットオフェンスなんだね!
連続した攻撃の選択肢が作れるのが特徴だぞ!
ホークセットの基本配置
ホークセットの基本配置は、ツーガードの位置からハイポストに1人、そして、ボールサイドとは反対のローポストにスタックの形を作って始動します。
ホークセットの基本動作
① 初動は、ボールを保持する青1が、ベースラインに向かってドリブルで移動します。
② 同時にハイポストの青4が青2にバックスクリーンを作り、カッティングを行わせます。
③ 青2にパスが入らなかった場合、青4が外へとポップアウトし、ローポストから青3が45度へ飛び出してパスを回すのです。
④ 青3は自身のシュートが狙えない場合、ローポストの青5へパスを送り、ポストプレーを狙わせましょう。
ホークセットの狙い
ホークセットの攻撃の狙い目は大きく2つに分けられます。
① バックスクリーンからのカッティング
ホークセットの1つ目の狙いは、ガードのカッティングになります。
死角から壁を作るバックスクリーンは、ディフェンスのマークが外れやすい特徴があるからです。
仮に、ここでパスが入らない場合でも、ポップアウトしたスクリーナーがフリーになる可能性もあるので、シュートを狙わせられるでしょう。
② スタックオフェンスからの2対2
2つ目の狙いは、スタックから2対2を展開させる事です。
敢えてオフェンス同士が重なり合い、そこから攻撃が始まる事で、ディフェンスの反応をズラす事ができます。
45度の位置からのシュートが狙えない場合は、ローポストのセンターにポストプレーをさせましょう。
バックスクリーンからのカッティング、そしてスタックからの2対2でシュートチャンスを作るんだ!
さいごに
いかがでしたでしょうか。
オフェンスエントリー(攻撃の入り口)として効果的になるホークセットは、多くのチームで活用出来る戦術です。
1つ、2つと攻撃のポイントを変化させながら、シュートシュチュエーションを演出しましょう。
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