の必要スキルとセットプレー-1024x768.png)

-1-150x150.jpg)
この記事で分かること!
・3×3(スリーエックススリー)について
・3×3(スリーエックススリー)の個人スキルの優位性について
・3×3(スリーエックススリー)に必要な能力とは
・3×3(スリーエックススリー)のオフェンスエントリー(攻撃の入り方)
3×3(スリーエックススリー)について

3×3は、コートの半分を使って行われる3on3形式のバスケットボールです。
3×3で勝つ為には、5人制バスケとの違いや3人制の独自のゲーム性を理解する必要があります。
また、個人競技としての特色が強い3人制バスケですが、3×3でも使える効果的なセットプレーについても解説していきます。

3人制と5人制で求められるスキルって違うの?
-1-150x150.jpg)
根本的なバスケと言う意味では一緒だが、3人制ならではの特徴があるんだ!
個人スキルの優位性
3×3は、5人制バスケと比較した時に、より個人のスキルが重要視されます。
その理由は大きく2つあります。
ファーストブレイク(速攻)がない
ハーフコートのみを使って行われる3×3は、オールコートバスケで見られるファーストブレイクが起こりません。
それに伴って、アウトナンバーになる事も殆どない為、純粋な1on1スキルが問われて来ます。
5人制バスケでは、個々の能力よりもチーム力によって勝敗が決する事が多いです。
その点、3×3においては、個々の能力が高ければ高い程、有利に試合が進められる仕組みと言えるでしょう。
スペースが広い
ハーフコートバスケを3人で行うオフェンスは、利用できるスペースが広くなっています。
5人制バスケでは、例え、個人能力が高い選手がいたとしても、ヘルプディフェンスやダブルチームによるチームディフェンスで潰されてしまう可能性があります。
しかし、3人制ならではの広い空間を上手く使えれば、スキルのある選手は最大限に能力を発揮出来るでしょう。
3×3で必要な能力
5人制と3人制で、根本的なバスケのルールに違いはありませんが、それぞれに求められる能力は大きく変化します。
3×3で必要になるスキルについて、見ていきましょう。
1on1スキル
上記でも述べた様に、1on1スキルは、3×3で一番に必要な能力と言えるでしょう。
5人制バスケでは、パッシングやスクリーンを駆使し、5人全員でスペースやディフェンスのズレを作るチームプレーが主流です。
しかし、ハーフコートを少ない人数で戦う3×3では、自身の個人技が大きく活かせる競技性になっていると言えるでしょう。
逆を返せば、個々の高いテクニックやアジリティが無いと難易度が高くなる種目とも捉えられます。
2ポイントシュート
3×3は、アーク外からのシュートが通常の倍の得点(2ポイントシュート)になります。
※アーク内は1点
5人制と比較した時、アウトサイドシュートの恩恵が大きくなり、長距離からのシュート精度が、より大切になると言えます。
タイトディフェンス
10分間という短い時間で勝負が決まる3×3は、タイト(激しい)ディフェンスが基本です。
特にボールマンディフェンスにおいて、勝敗を分ける2ポイントシュートは、如何に打たせないかが課題と言えるでしょう。
3×3のオフェンスエントリー(攻撃の入り方)
3×3は、1on1の能力が大きく問われますが、セットプレーが必要ない訳ではありません。
セットプレーをエントリー(攻撃の入り)に使う事で、より効果的な1on1を演出できるのです。
ここでは、有用なセットプレーを確認していきましょう。
① クロススクリーン

パス若しくはドリブルで45度に移動し、反対サイドにいる選手に対してクロススクリーンを行います。
インサイドでポストプレーを行う時に効果的なセットプレーです。
② UCLAカット

片サイドにオフェンスを寄せて、45度にいる選手へパスを送ります。
インサイドプレイヤーがトップに対して、スクリーンを行い、そこから攻撃を展開するセットプレーです。
③ シザースカット

ハイポストでボールを貰い、手渡し(ハンドオフ)でパスを受ける様にトップの選手がゴールへカッティングします。
ポストアップした選手は、パス若しくは、1on1を狙うプレーになります。
④ ピック&ロール

アウトサイドにいるボールマンに対して、スクリーンを作り、2対2を行います。
1on1で抜く事が難しい場合に味方の壁を利用してチャンスを作ります。
-1-150x150.jpg)
3×3は個人技が主体の競技だが、オフェンスの入り方をチームで決める事で、よりスムーズにプレーを行うことが出来るのだ!
さいごに
5人制バスケでは、何か足りないスキルがあっても、チーム全員で補う事が出来ますが、3人制バスケにおいては、個人の幅広い能力が大切になります。
ドリブル、パス、シュートは勿論、ディフェンスやリバウンドでも誰か1人でも穴が出来てしまうと弱点となり、狙われ、不利になってしまいます。
全ての分野において、卒なくこなせるオールラウンダーを目指しましょう。
コメント